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北総鉄道~成田新高速鉄道開業に向けて~

 今日は所用で北総鉄道沿線に行ってきました。ついでに北総線経由で東京都成田空港を結ぶ成田新高速鉄道開業に向けて北総線改良がどう進んでいるかを見てきました。
北総線を走る北総7500形。この車両も成田空港へ乗り入れるのでしょうか。

 北総線は現在ラッシュ時にのみ急行・特急が走り、昼間や土休日は普通列車のみが20分おきに走るだけの路線になっています。当然、現行の設備はこれに合わせています。
 これでは成田新高速鉄道に対応できません。成田新高速鉄道開業後はスカイライナーや空港特急が北総線内を130km/hで走るようになります。印旛日本医大より先の新線区間では160km/hで走る予定です。この合間を縫って普通列車が走る予定になっています。このため、北総線の改良が必要になるわけです。
出典:「wikipedia 京成成田新高速鉄道線

 まず、新鎌ケ谷駅が追い越し可能な構造に改良されました。これにより、上下のホームが今まで一つだったのが分かれるようになりました。もともとこの駅は今までのホームとは別のホームが以前から用意されており、これを活用した形となります。
ホームが増設された新鎌ケ谷駅


 また、北総線が開業した時の終点だった小室駅も上下線のホームを分離する工事が進められています。また、今まで北寄りにカーブして駅に入っていたのが直線で入るようになり、通過列車が高速で通過できるようになります。いよいよ新しいホームが形になってきました。このホームが使用開始になる日も近いでしょう。
姿を現した小室駅上りホーム



 また、写真は撮っていませんが東松戸駅も同様の工事をしているようです。こちらが完成するのはまだまだ先のようです。

 現在の終点である印旛日本医大駅の先では延長工事が進められています。印旛日本医大駅の少し先には折り返し用の線路と成田空港へ向かう本線が形になってきています。あとは本線のレールを載せるだけです。
印旛日本医大駅の先にある折り返し線。横には成田空港へ向かう本線の路盤が見えます。

 その先では写真には写っていませんが、工事用の機械が肉眼で確認できました。これを見ると成田空港への延長が近いことを感じさせます。

 北総線の成田空港開業、すなわち成田新高速鉄道はずいぶん先のことだと思っていたものです。しかしこうやって形になることで開業が近いことを感じさせます。

 成田新高速鉄道の進捗状況に関しては「習志野原今昔物語」が詳しいです。「成田新高速関連コーナー」に、着工前から2007年末の成田新高速鉄道の建設進捗状況がまとめられています。

大井町線急行運転開始ダイヤ

 昨日東急の新しい時刻表が無料配布されていたので、もらってきた。3/28に大井町線に急行の運転が開始されるとのことからだ。
 大井町線は急行運転開始とともに上野毛(大井町方面のみ)と旗の台に追い越し線が設けられる。旗の台の追い越し線は常時使われるが、上野毛の追い越し線は朝ラッシュ時のみ使われるようだ。
 上野毛で二子玉川方面の列車は追い越しができないことから、朝の二子玉川方面のダイヤが組みづらいのではという懸念があったが、なんとか組めているようだ。しかし、二子玉川で急行と各駅停車が2分差まで縮まっているスジもあり、溝の口まで延ばしたときにちゃんとダイヤになるか不安な部分もある。
 土休日に運転している大井町線~田園都市線直通の急行は残る。しかも大井町線内でも急行運転がおこなわれるようになる。平日にも鷺沼行きの急行が新設される。
 
 今回のダイヤ改正では田園都市線・こどもの国線でも変更が行われる。田園都市線では中央林間始発の準急が1本新設される。停車駅案内では準急は全列車長津田発のようだが。