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JR東海のハイブリッド特急車両

JR東海に新たにハイブリッド特急車両が登場するとの発表がありました。
http://tetsudo-shimbun.com/headline/entry-1052.html
http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000034155.pdf

これは「ひだ」「南紀」に使われているキハ85を置き換えるための車両で、従来のディーゼルエンジンを使った車両とは異なる箇所があることから、2019年末に試作車が投入され、2022年度を目標に量産車を投入する方針になっています。

ハイブリッド式になるほか、コンセント・防犯カメラ・LED照明が付いたりバリアフリー化が進んだりなどの改良点も見られます。デザインもすでに発表されており、登場が待たれることです。

2017年ブルーリボン賞・ローレル賞発表

2017年のブルーリボン賞・ローレル賞が発表されました。
http://tetsudo-shimbun.com/headline/entry-1043.html
http://www.jrc.gr.jp/files/BL_2017_press.pdf




ローレル賞を受賞したE235系

ブルーリボン賞は九州の筑豊本線で運行される蓄電池車「BEC819系」です。交流初の蓄電池車であり、技術的に評価の高い車両が受賞したことになります。最近は特急車以外が受賞することも少なくなくなりましたね。

ローレル賞はE235系・えちごトキめき鉄道の「雪月花」・静岡鉄道のA3000系です。E235系は山手線の新型車両で長らく量産先行車のみが運行されていましたが、5/22に量産車が運行したばかりとなります。また、地方私鉄の車両が2つも受賞したのが特筆されます。ともに地域活性化に貢献する車両ということなのでしょう。

2018年はクルージングトレインがエントリーするので、それが受賞最有力候補となるでしょう。最近は意表を突いた車両が受賞したりするのでどうなるかはわかりませんが。

なにわ筋線の途中駅発表

新大阪~北梅田~難波間に建設が予定されているなにわ筋線ですが、途中の駅が発表されました。
http://www.asahi.com/articles/ASK5N628NK5NPTIL00R.html

梅田貨物駅跡地に「北梅田」駅が設けられ、更に「中之島」「西本町」の2駅を設置、西本町で分岐しJR難波に至る路線と「南海新難波」を経て新今宮で南海に合流する路線の2つが設けられる予定です。

途中「中之島」駅では京阪中之島線と連絡すると考えられます。また、西本町駅は中央線と長堀鶴見緑地線の間に設けられ、中央線側に駅が作られるほか、長堀鶴見緑地線の西大橋駅とも連絡すると予想されます。

運転系統としては、関西本線・阪和線の快速がJR難波から直通、南海方面からの急行が新今宮から直通すると考えられます。また、関西本線から西本町折り返しの各駅停車も設定されるでしょう。北梅田からはJRは貨物線経由で新大阪まで乗り入れると考えられるほか、南海は阪急の新大阪線計画に乗り入れ新大阪に入るといわれています。
この場合、北梅田~十三~新大阪間の路線は現在阪急が免許を持っていますが、実際の運営は南海にした方が面倒が少なくなると考えられます。その場合でも阪急が沿線開発に関われるでしょうし。

開業は2031年ということでまだまだ先になりますが、建設が具体化したことで一気に計画が進むことでしょう。

東急田園都市線新形式車「2020系」

東急田園都市線に新形式車「2020系」が投入されます。
http://tetsudo-shimbun.com/headline/entry-996.html
http://www.tokyu.co.jp/file/170317.pdf



2020系の投入で8500系などが順次置き換えられることになります。

この2020系は現在田園都市線で運行されている8500系・8590系・2000系を置き換えるための車両になります。沿線との調和も目指しているようで、プレスリリース上には実際に田園都市線を運行しているイメージ画像も掲載されています。また、車内にはE235系同様の網棚上ディスプレイが用意され、広告が掲載される予定になっています。

ひとまず2018年春に3編成が投入され、その後順次投入されることになります。まずは東武への直通に対応していない車両から置き換えられることになるでしょう。また、目黒線の相鉄直通用にもこの車両が投入されると予想されます。

5000系への置換が発表されていたもののなかなか進まなかった田園都市線ですが、今回の2020系投入で大幅に車両構成が変わることになりそうですね。

4/21 東武ダイヤ改正

4/21に東武でダイヤ改正が行われます。今回は500系運転開始ということもあり、日光線関連で大きな変化があります。
http://www.tobu.co.jp/file/pdf/2647e3941996778a3a8afbb919eccd2f/170228_4.pdf?date=20170228123705

一般列車関連での大きな変化は東武日光~鬼怒川温泉間の直通が新設されることと浅草発着の快速・区間快速が南栗橋発着の急行・区間急行に変更されることです。双方とも特急増発に伴う一般列車削減を補う形での新設といえるでしょう。

東武日光~鬼怒川温泉直通列車や南栗橋発着の急行・区間急行は6050系で運用されると考えられます。その分浅草発着しなくなるので運用車両が削減されると思われます。南栗橋では北千住方面の急行・区間急行と東武日光方面の急行・区間急行が同一ホームで連絡し利便性が確保されると予想されます。

そして、下今市以北で500系使用列車を使う場合は座席の指定を受けない場合は乗車券のみで乗車できるとのことです。これも鬼怒川線方面の一般列車が減ることに対する対応と考えられます。

500系特急新設とそれに伴う快速運用終了は以前から言われていたことですが、座席指定が確保できなかった場合の輸送力をどうするかという問題がありました。今回の発表により座席指定が確保できない場合でも利用しやすい体制が整ったといえそうです。

JR四国新型ディーゼル特急車「2600系」

JR四国の新型ディーゼル特急車両「2600系」の詳細が発表されました。
https://trafficnews.jp/post/64029/
http://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2017%2001%2030%2002.pdf

この2600系は2000系気動車の置き換え用として製造されるものです。予讃線・土讃線・高徳線への投入が考えられますが、ひとまず2両編成2本が投入される予定になります。8600系の時と同様、ひとまず臨時列車で様子見を行い、量産車では中間車やグリーン車も投入され長編成化がされることでしょう。

車内のバリアフリー化や座席のコンセント設置がされる予定ですが、車体傾斜がどうなるかについての記載はありません。2000系は振り子でしたし、特に土讃線はカーブが多いので車体傾斜装置を付けてほしいところですが。あと、最高速度が120km/hというのも気になります。2000系は初期型は120km/hでしたが、後期型は130km/h対応でしたからね。

既に製造途中であり、2/15に高松運転所に入る予定になっています。運転開始が楽しみですね。

東武500系運転開始は4/21

東武の新型特急「リバティ」に使用される500系ですが、運転開始日が4/21と発表されました。
http://www.tobu.co.jp/file/pdf/b71449315c885fe96933bd12d8f48b8a/170118_1.pdf
https://trafficnews.jp/post/63441/
http://response.jp/article/2017/01/18/288693.html

日中は浅草と東武日光・会津田島方面を結ぶ「リバティけごん」「リバティきぬ」「リバティ会津」として運行されます。下今市で分割運転が行われるほか、下今市から先の鬼怒川線・野岩鉄道・会津鉄道線内はこまめに停車し、同線内から東京方面を結ぶ列車として活躍します。

夕下り中心に浅草から春日部・野田市・大宮といった短距離を結ぶ「スカイツリーライナー」「アーバンパークライナー」も設定されます。こちらはせんげん台にも停車したり野田線内にこまめに停車したりすることで通勤客への利便性を確保します。

ダイヤを見てみると、500系を使った特急が幅広い時間帯に設定されています。特に夕下りは500系が主力として活躍しそうです。観光向け仕様の100系スペーシアに対し、きめ細かい運用ができる500系とすみわけが行われているようです。

一方で300・350系使用の「しもつけ」「きりふり」も残りました。宇都宮線が4両までしか停車できないので「きりふり」含め350系による運用になり、6両の300系は引退になると予想されます。

そして、今後も300・350系置き換え用として500系が追加で製造されることが考えられます。「リバティりょうもう」として下り1本だけ館林まで入るみたいですし、足回りが1720系のものを使用している200系も置き換えたいところです。そうすれば伊勢崎・葛生系統も分割で増発できますし。

また、今回の500系運転開始で快速・区間快速が運行終了になるという予測が出ていますが、そちらの発表はまだされていないので読めないところがあります。500系登場で特急が増発されるものの、座席が確保できなかった時の救済列車をどうするのかという問題はあるでしょう。下今市分割はなくして全車東武日光行きに統一する、土休日のみの運転とする、南栗橋発着にした上で同駅で急行に接続するなどいろいろ考えられそうです。

500系の運転開始日が4/21と発表されたことで、東武伊勢崎線系統・東京メトロ日比谷線,半蔵門線・東急田園都市線のダイヤ改正も4/21と予想されます。恐らく13000系の営業運転開始も4/21になると考えられます。東横線・副都心線・東上線系統の改正は3/25と考えられますので、両系統でダイヤ改正日が異なることになりそうですね。

西武の新しい座席指定列車「S-TRAIN」が3/25に運転開始

西武40000系電車の愛称が「S-TRAIN」と発表され、これを使った東京メトロ・東急・横浜高速直通の座席指定列車が3/25に営業運転開始することが発表されました。
https://www.tetsudo.com/news/1693/
http://www.seibu-group.co.jp/railways/news/news-release/2016/__icsFiles/afieldfile/2017/01/10/s-train.pdf
https://trafficnews.jp/post/62927/
http://tetsudo-shimbun.com/headline/entry-937.html

平日は有楽町線方面からの通勤ライナーとして豊洲~所沢間を運行、途中停車駅は有楽町・飯田橋・石神井公園・保谷となります。土休日は副都心線方面からの観光列車として元町・中華街~西武秩父間を運行、途中停車駅はみなとみらい・横浜・自由が丘・渋谷・新宿三丁目・池袋・石神井公園・所沢・入間市・飯能となります。
4ドアではありますが乗車専用・降車専用の駅がありますので、恐らく乗降ドアを絞ったうえで乗降扱いを行うことになると考えられます。

運行本数は平日が豊洲行き4本・所沢行き3本、土休日が元町中華街行き2本、西武線方面行3本と少なめになっています。副都心線系統は東急との直通ダイヤの兼ね合いもありますので本数が少なめになるのはやむを得ないところですが、有楽町線系統は将来的に土休日も含めた増発も見込めそうです。

予想外だったのが渋谷~横浜、新宿三丁目~元町・中華街といった西武線を含まない区間でも乗車が可能ということです。となると将来的には東急も同様のライナー列車を投入し平日に池袋~元町・中華街間で運行することになるかもしれません。

また、停車駅も少なめな印象があります。有楽町線系統は将来的に新木場発着となり、銀座一丁目・永田町といった駅に追加停車することが考えられます。副都心線系統は武蔵小杉・菊名への追加停車もありそうですが、恐らく自由が丘で急行と接続し沿線からの利便性を図ると考えられます。急行の各駅停車退避駅は現在菊名・自由が丘になっていますが、S-TRAIN接続便を中心に通過線建設中の祐天寺に変更して接続を図る形になりそうです。

また、S-TRAIN運転開始日が発表されたことで、副都心線と絡む東横線・東武東上線のダイヤ改正も3/25になることが予想されます。恐らく祐天寺の通過線の使用開始も同日になるでしょう。
また、東武・東急も絡むので、田園都市線・伊勢崎線の改正も同日になる可能性が高いです。となると東武500系・日比谷線13000系の運転開始等も同日になりそうです。3/4のJR線改正よりも規模の大きいものになりそうですね。

北陸新幹線の敦賀~京都間は「小浜・京都ルート」へ

ルート選定でもめていた北陸新幹線の敦賀以南ですが、このうち敦賀~京都間が小浜と京都を経由する「小浜・京都ルート」に確定したという発表がありました。
http://mamesukenews.com/archives/1421
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161220-00000128-mai-bus_all



京都までのルートが確定した北陸新幹線

今まで敦賀以南のルートは、米原で東海道新幹線に乗り入れる米原ルート、湖西線と並行する湖西ルート、小浜から亀岡を経由する若狭ルート、小浜から京都を経由する小浜京都ルート、舞鶴を経由する舞鶴ルートの5つが検討されていました。この中から投資効果が最大になる小浜・京都ルートが採用されたことになります。

京都~新大阪間のルートは東海道新幹線の北寄りを行く北回りルートと京田辺を経由する南回りルートの2つが検討されており、こちらは年度内にルートを確定させるとのことです。

ルートに関しては小浜からそのまま南下して京都に達すると遺跡を掘ることになりますので、できる限り遺跡を掘らないルートにするのがよいでしょう。
敦賀から小浜線と並行する形で建設され、現若狭有田駅が「新小浜」となり、そこから南下しつつ京都市の東側を回り込む形で京都駅に達すると考えられます。この際、湖西線側に寄って比叡山坂本あたりに駅ができる可能性も考えられます。この場合は東海道新幹線と同一方向で京都駅に入ることから、新大阪へは必然的に北回りになります。

一方、京都~新大阪間を南回りにする場合は上記ルートで山科に「新京都」駅を設けるか、小浜駅を経由したうえで嵐山付近を回り込む形で京都駅に達し、そちらから南下して京田辺を経由する形が考えられます。
山科経由の場合は京都駅へのアクセスが問題になりますが、京都駅へは一駅であり中心地へは地下鉄東西線も使えますのでそこまで問題は出ないでしょう。嵐山を経由する場合は遺跡には当たらないものの嵐山付近の景観をどうするかの問題が出そうです。

また、舞鶴経由は京都府等が強力に推進していましたが、遠回りになるため除外となっています。そこで、小浜または若狭有田から福知山までの小浜線・舞鶴線・山陰本線をミニ新幹線化することもあり得ます。この場合、新幹線駅が小浜から離れても小浜駅にミニ新幹線電車が停車できるという利点が発生します。

名古屋・新横浜方面に関しては米原ルートでないと遠回りになってしまいますが、今後は京都駅での新幹線乗り継ぎになりそうです。リニアが大阪までできれば東寄りルートの場合大津市内にスイッチバックせずに東海道新幹線に乗り入れる短絡線を建設するなり、西寄りルートの場合京都駅から直接東海道新幹線に乗り入れるなりすれば遠回りになるもののさほど不便にはならないでしょう。

そして、湖西線に関して並行在来線問題が起こっています。ですが、湖西線には大阪・姫路方面からの新快速が直通しており沿線から京都・大阪への通勤通学需要も存在し、また敦賀まで直流化しているので、JRの路線のまま存続させた方がネットワークという観点からすれば望ましいでしょう。


2017/3/4 JRグループダイヤ改正

毎年恒例の3月のJRグループダイヤ改正ですが、来年は3/4と少し早めに行われることが発表されました。

JR北海道
https://www.jrhokkaido.co.jp/press/2016/161216-3.pdf
http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2016/161216-4.pdf



「スーパー白鳥」に使われていた789系0番台が「ライラック」として札幌~旭川間に投入されます。

・789系0番台による札幌~旭川間の特急「ライラック」が運転開始。1000番台の「カムイ」と異なり、グリーン車が連結され旭川で特急に接続する便は指定席車両が増加する。
・宗谷本線特急は札幌発着の「宗谷」が1往復、旭川発着の「サロベツ」が2往復の体制に。全列車キハ261系の使用に。「宗谷」は札幌発早朝と稚内発夕方になる。
・石北本線特急は札幌発着の「オホーツク」が2往復、旭川発着の「大雪」が2往復の体制に。札幌発,網走発ともに初便と終便が「オホーツク」になる。
・旭川で特急を乗り継ぐ場合は特急料金が通算に。
・789系にはラッピングが施される。
・「カムイ」「宗谷」から「スーパー」がなくなり、電車特急が「L特急」ではなくなる。
・キハ183「北斗」が1往復キハ261の「スーパー北斗」に。
・一部の駅が廃駅に。
・車内の飲料自動販売機がなくなる

やはり北海道が最も動きが大きいようです。とはいえ、785系はすずらんで残りますし789系もスーパー白鳥で使っていたものなので、車両的には目新しいところはないでしょう。
旭川で一部特急が乗継になりますが、特急料金は通算ですし恐らくホーム上で乗り継げるようにすると考えられます。旭川での乗り継ぎは時間に余裕がありますので、駅弁や飲み物の購入も乗り継ぎ時間内にできそうです。

JR東日本
http://www.jreast.co.jp/press/2016/20161219.pdf
http://www.jrniigata.co.jp/Scripts/press/20161216daiyakaisei.pdf(新潟支社)
http://www.jreast.co.jp/chiba/news/pdf/pre1612_daikai.pdf(千葉支社)
http://www.jreast.co.jp/akita/press/pdf/20161216-6.pdf(秋田支社)
http://jr-sendai.com/upload-images/2016/12/20161216.pdf(仙台支社)



糸魚川快速の運行終了により、485系が定期運行を終えることに。


・新潟~糸魚川間の快速が運行終了。これに伴い485系の定期運用がなくなる
・男鹿線にEV-E801系「ACCUM」投入
・北上線に快速運転開始
・仙台折り返しの「はやぶさ」増発
・「かがやき」時刻変更
・新宿,池袋方面の「成田エクスプレス」増発
・熊谷6:06発の「スワローあかぎ」新設
・烏山線はEV-E301系に車種統一
・京葉線に東京駅18:32発の西船橋行き設定。京葉線車両が西船橋まで乗り入れ。
・磐越西線に「郡山富田」駅新設(4/1~)。快速も停車。
・磐越西線にE721系も運転開始。
・仙台空港アクセス線増発
・東京~館山間の特別快速が運行終了、東京~君津間の快速が1往復増発
・君津駅で東京方面からの快速と館山方面への普通列車が接続。館山方面の列車は木更津発着に。
・新宿さざなみ2号の運転時刻繰り下げ。

こちらは男鹿線への新型蓄電池車投入や北上線快速など、秋田周辺での改正が目につきます。また、特別快速の設定終了や君津での乗り継ぎ体制確立など千葉方面の変化も。
北上線快速は北上駅で新幹線東京方面と接続すれば秋田新幹線の通らない横手から仙台・東京方面への利便性が上がりそうです。
内房線は君津で系統分断されるのが不便かなという気も。それよりも千葉から出る各線に共通することですが東京直通を千葉から先は各駅停車にし、千葉発着で安房鴨川・銚子へ向かう便を途中駅(内房線の場合は木更津)まで通過運転にするという方がよいかと思います。

それと糸魚川快速がなくなることで全国を走り回った485系が運行終了するというのも大きいです。それ以外に大きな引退はないので、ダイヤ改正前にはこちらにかなりの人が集まるかもしれません。

JR東海
http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000032473.pdf
・「のぞみ」「ひかり」がN700Aタイプの車両に統一へ。
・一部新幹線所要時間短縮
・平日朝のホームライナー静岡が6両編成に
・静岡付近で列車増発や接続時間改善などの修正

「のぞみ」「ひかり」がN700Aタイプの車両に統一されることで列車の快適性が大幅に上がりそうです。700系が残るのは「こだま」だけになりますが、そちらもそう遠くないうちに置き換えられることでしょう。

JR西日本
https://www.westjr.co.jp/press/article/2016/12/page_9685.html



可部線が延伸されることになり、227系もあき亀山に入ることになるでしょう。


・可部線可部~あき亀山間開業
・九州新幹線直通の「みずほ」を増発
・サンダーバードが一部高槻に停車
・新快速が平日昼も12両編成に。大阪市発中心に8両編成も残る。
・嵯峨野線普通列車増発
・快速みよしライナー増発

なんといっても可部線が伸びるのが最大の目玉。

JR四国
http://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2016%2012%2016%2003.pdf
一部時刻が修正されるのみ。ただ、上の発表は他社のものも含まれており、肝心の四国の改正内容が分かりづらいのは問題。

JR九州
http://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2016/12/16/H29TimetableRevision.pdf
・九州新幹線の徐行運転が終了。
・通勤時間帯の新幹線自由席が増加
・肥薩線に観光列車「かわせみ やませみ」新設。
・「いさぶろう」「しんぺい」の熊本系統が熊本~人吉間特急に。
・若松線の車両が819系「DENCHA」に統一。
・在来線座席指定料金が一部値上げに。

肥薩線に観光列車が新設されることによる変化が大きいです。ただ、熊本まで伸びるとはいえ今まで普通列車だったものに特急料金を払うのは抵抗感ある人もいそうです。

JR貨物
http://www.jrfreight.co.jp/common/pdf/news/2017.3kaisei.pdf
・盛岡~笠寺間の自動車部品輸送列車増発
・名古屋~福岡間の積み合わせ貨物専用列車増発
・東京~大阪間のコンテナ列車を1往復神戸まで延伸
・コンテナ列車速達化

全体としてインパクトが大きそうなのは485系の定期運行終了と可部線の延伸の2つになり、この2件に乗車・撮影する人が集中しそうです。それ以外にも内房線特別快速や男鹿線蓄電池車、肥薩線観光列車などが目立つところでしょう。
国鉄車両の引退が一段落したので大きなネタは今後落ち着きそうですね。

都営浅草線新型車両「5500形」

都営浅草線に新型車両「5500形」の投入が発表されました。
https://www.tetsudo.com/news/1670/
http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/newsevent/news/subway/2016/sub_p_201612065973_h.html
http://response.jp/article/2016/12/06/286558.html
http://news.mynavi.jp/news/2016/12/06/433/

都営浅草線の車両としては5300形が運行されていましたが、1編成を除き最高速度が110km/hであり、運用に制約がある問題がありました。今回の5500形は120km/hに対応しており、京成の「アクセス特急」や京急の快特にも問題なく運用に入れる設計になっています。カーテンには沿線にちなんだイラストが施されるなど、空港や日本橋・浅草といった江戸の古い街を行く路線としてふさわしい車両となっています。

2018年春から投入される予定になっており、順次5300形を置き換える予定になっています。5300形は車体長が18mであることや先頭車が電動車であることから、台車を狭軌にしたうえで地方への譲渡も見込めそうです。

JR西が新しいタイプの長距離列車の開発へ

クルージングトレインとして「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」を運行開始する予定のJR西ですが、それとは別に新たに長距離列車を設定すると発表されました。
http://toyokeizai.net/articles/-/147323



瑞風よりも気軽に乗れる「サンライズ出雲」




瑞風よりも安い料金で豪華列車を楽しめた「トワイライトエクスプレス」


こちらの列車は瑞風よりも気軽に利用できる列車になるとのことです。まだ検討が始まったばかりの段階で電車にするか気動車にするか、座席車にするか寝台車にするなど今後検討していくとのことです。

JR西は寝台列車として「サンライズエクスプレス」を所有しており、こちらが既に「瑞風よりも気軽に利用できる寝台列車」として機能しています。こちらは車両が新しくリニューアルされているものの、夜行列車が削減されていく中で料金体系的にイレギュラーな存在になっています。また、記者会見でも「サンライズ出雲のノビノビ座席のようなカーペット式の設備にする可能性もある」という話が出ています。このことから、サンライズを発展解消する形で設定することが考えられそうです。

この場合、列車の愛称は瑞風と同様のパターンで「SUNRISE EXPRESS ○○」という形になり、塗装は現在のサンライズと同様になることが考えられます。またその場合運行区間も出雲市方面になるでしょう。但し、「まずはJR西管内」ということから、発着駅は東京にはならず、新幹線と接続する京都とか、外国人観光客を想定し関西空港とかになると考えられます。販売もみどりの窓口で売る形ではなくツアー形式で販売するということになりそうです。

また、ななつ星の車両デザインを担当する水戸岡鋭治氏は以前からそれとは別にファミリー向けの寝台列車を運行する構想を持っており、それを具現化することでJR九州でもJR西の構想と同様のものが作られるでしょう。また、JR東も四季島とは別に「カシオペア」車両をそのまま利用した列車を設定すれば同様のものが具現化できそうです。

どのような車両が登場し、どの区間で運行されるのでしょうか。楽しみですね。

東武500系の運行区間発表

東武の新型特急電車500系ですが、このたび愛称が「Revaty(リバティ)」と発表され、運行区間の発表も行われました。
http://news.mynavi.jp/news/2016/10/27/365/
http://www.tobu.co.jp/file/pdf/28648073042d98f06de9de47a8ffb5c9/161027_2.pdf

運行系統は
浅草~東武日光・会津田島:「リバティけごん」「リバティ会津」
浅草~東武日光・新藤原:「リバティけごん」「リバティきぬ」
浅草~東武日光・館林:「リバティけごん」「リバティりょうもう」
浅草~春日部:「スカイツリーライナー」
浅草~大宮・運河:「アーバンパークライナー」
になります。

今まで特急が走っていた日光線・鬼怒川線・伊勢崎線系統のほか、新たに野田線にも特急が運転されることになります。
恐らく通常の時間は日光・鬼怒川線系統が中心に、通勤時間帯には野田線系統での運行が中心となり、一部系統が館林行きになったり春日部止まりになったりすると考えられます。

分割運転で様々な系統が運転されるほか、Wi-Fi接続サービスやコンセントなどの設備も整えられています。

将来的には赤城系統が主体の「りょうもう」に投入され、館林で分割し葛生へ向かう系統や太田で分割され伊勢崎へ向かう系統が運行されたり、「リバティけごん」を新栃木で分割し東武宇都宮へ向かう系統が運行されるなど、様々な系統が運行されることになりそうです。その辺りも現在発表されている系統の動向次第といったところでしょう。

小田急の新型ロマンスカーとEXEリニューアル

小田急の新型ロマンスカー「70000形」の製造と30000形EXEのリニューアル車「EXEα」の製造が発表されました。
https://www.tetsudo.com/news/1637/
http://trafficnews.jp/post/58845/
http://tetsudo-shimbun.com/article/topic/entry-881.html
http://www.odakyu.jp/program/info/data.info/8500_1656600_.pdf
http://www.odakyu.jp/program/info/data.info/8499_5668838_.pdf



リニューアル予定の30000形「EXE」


70000形は前面展望車・20mボギー車7両編成の新型特急車両になります。前面に展望スペースを設置したほか、側面も窓を大きくするなど眺望性に配慮した車両になります。2018年3月に運転開始する予定で、2編成が投入される予定になっています。これにより、7000形LSEが引退することになります。




引退予定の7000形LSE


一方、30000形EXEは室内デザインを明るくした形でリニューアルされる予定です。2016年度は1編成がリニューアルされる予定で、今後順次リニューアルが進む予定になっています。

2018年3月には複々線が出来上がる予定であることから、平日朝上りのロマンスカーが3本から7本に増発される予定になっています。また、新宿~小田原間ノンストップのロマンスカー「スーパーはこね」の所要時間も70分に短縮される予定です。
複々線ができることでロマンスカーの運転体系も一新されそうですね。

宇都宮のLRTが動き始めます。

以前から計画されていた宇都宮のLRTなのですが、いよいよ建設に向け動き始めます。
https://www.tetsudo.com/news/1624/
http://www.city.utsunomiya.tochigi.jp/dbps_data/_material_/_files/000/000/026/687/160120shiryou1.pdf
http://www.mlit.go.jp/report/press/tetsudo03_hh_000074.html

このLRTは2015年に設立された「宇都宮ライトレール」によるもので、宇都宮市西側を行く宇都宮駅~本田技研北門間の実施計画認定が行われたことになります。2016年より実施計画が行われ2019年に運行開始される予定です。

今までもLRTの新線計画はあちこちで行われていましたが、実施に移されたのは富山・札幌といった既存の路面電車が整備されているところばかりでした。既存の路面電車がない宇都宮で建設が進むことで、全国各地でLRTの整備が一気に進むかもしれませんね。