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東海道新幹線の新型車両「N700S」

東海道新幹線に新型車両「N700S」が導入されることが発表されました。
http://trafficnews.jp/post/54020/
https://www.tetsudo.com/news/1579/
http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000030982.pdf

N700とは前面形状が変わるほか、コンセントが普通車通路側でも使いやすくなったり最新の技術開発成果が導入されたりと様々な改良がおこなわれています。

16両編成が標準ですが、床下機器を工夫することで12両編成や8両編成も組めるようになっています。ですのでこの8両編成バージョンが山陽新幹線の「こだま」に投入されたり九州新幹線の800系置き換え用に使われたりすることも考えられます。

2018年3月に試作車が製造され、2020年度に量産車が投入予定になります。その頃には700系も引退していることから、現在のN700系が順次置き換えられると考えられます。

形式番号はいったいどうなるのかというのも気になります。N700系で空いている番台(とはいっても6000番台しかありませんが)をつかうのか、3桁で唯一使われたことのない600系にするのか、0系か100系に戻るのか、4桁になるのか、アルファベットを頭につけてC1系にするのか気になります。

いずれにせよ、東海道新幹線に久々の新形式車が入るということでかなり気になりますね。

2016年ブルーリボン賞・ローレル賞受賞車両

2016年のブルーリボン賞・ローレル賞の受賞車両が選定されました。ブルーリボン賞は阪神の5700形、ローレル賞はJR東のHB-E210系・四日市あすなろう鉄道の新260系になります。
http://www.jrc.gr.jp/newsreleas/3111.htm
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160524-00010005-norimono-bus_all



ローレル賞を受賞した四日市あすなろう鉄道新260系


ローレル賞に関してはナローゲージ久々の新車としての四日市あすなろう鉄道の車両、仙台~石巻間の新ルートを構築し東北復興の象徴となった仙石東北ライン用の車両ということでおおむね妥当な選考と言えます。

一方、ブルーリボン賞については華のある車両とは縁遠そうな阪神、それも各駅停車用の車両ということでかなり意外です。各駅停車用に加減速度を高くした車両ということで地味であっても最新技術が求められるということが評価されたのでしょう。

果たして来年はどんな車両が受賞するのでしょうか?

「四季島」運転開始日は2017年5/1

JR東のクルージング列車「TRAIN SUITE 四季島」ですが、2017年5/1に運転開始することが発表されました。
http://tetsudo-shimbun.com/headline/entry-716.html
http://www.jreast.co.jp/press/2016/20160502.pdf

2017年5~6月は平日は日光・北海道・庄内をまわる3泊4日コース、週末は山梨~信州から会津を回る1泊2日コースとなります。

料金は「スイート」で3泊4日の場合75~77万円、1泊2日の場合32万円とななつ星よりも高くなっています。

「カシオペア」車両を使用する「カシオペア紀行」を残しそちらでは四季島よりも安くするということも考えられますが、EF510を売却したことからE26系は長くは使わないと考えられるのでやらないでしょう。

申し込み受付は5/10に開始されています。ですが、車両がまだ完成していないのが気がかりです。車両ができれば実際の運行も想像できるんですけどね。

北斗星車両の保存に向け、皆様のご協力をお願いいたします。

昨年8月に営業運転を終了した「北斗星」ですが、保存に向けてまた動き始めました。
https://readyfor.jp/projects/hokutosei



「北斗星」保存に向けて再び動き始めます。

現在目標金額1000万円に対し支援総額447万円となっています。支援終了は4/27の予定です。
今回は北斗市が協力するプロジェクトチームが主導しており、安定した保存も見込めそうです。車内をカフェや宿泊施設にするなどの構想もあります。

以前別の北斗星保存支援があり、そちらは目標額に達しませんでしたが、今回は是非保存を実現させてほしいところですね。



京王線に座席指定車両登場

京王線に2018年春から座席指定車両が登場することになりました。これに伴い、座席指定車両として運用される新型車両「5000系」が登場することになります。
http://www.keio.co.jp/news/update/news_release/news_release2015/nr160316_zasekishiteiressha.pdf

5000系は10両編成5本が製造され、座席指定車両としての運用時にクロスシート、料金を取らないときにはロングシートといったように座席転換ができるようになっています。
座席指定列車は新宿から京王八王子・橋本行きの夜間時間帯に運行されるとのことです。また、それ以外の時間帯は観光客の見込める高尾山口方面の特急・準特急に使ってほしいところです。

料金・運転本数などの詳細はまた後日発表というところでしょうか。

西武新型特急車両

西武の新型特急車両が2018年度に登場すると発表されました。
http://www.tetsudo.com/news/1522/
http://www.seibu-group.co.jp/railways/news/news-release/2015/__icsFiles/afieldfile/2016/03/14/20160314shingatatokkyu.pdf
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1603/14/news127.html
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160314-00050186-yom-bus_all

8両編成7本が投入され、池袋線特急で運用されている10000系を順次置き換えていくとのことです。デザインに関しても妹島和世氏が担当し、かなり力を入れていることがうかがえます。

デザインのイメージは発表されていますが、実際の車両がどうなるかが楽しみです。また、10000系は引き続き新宿線で使われるほか、地方への譲渡も考えられそうです。こちらもどうなることやら。

富士急行の新しい特急列車「富士山ビュー特急」

元165系である2000系の置き換え用に371系を譲り受けた富士急行ですが、その詳細が明らかとなりました。従来の特急車両である2000系や8000系の「フジサン特急」とは大幅に異なるデザインの「富士山ビュー特急」として2016年春から運行されるそうです。
http://www.fujikyu-railway.jp/news/info.php?no=132
http://trafficnews.jp/post/47572/

デザインは富士登山列車と同様に水戸岡氏が手掛け、車内も従来の371系とは異なりテーブルやバーカウンターが用意されたものになっています。

運行区間や停車駅は従来のフジサン特急と同一なので、ダイヤもフジサン特急に準じた形になるでしょう。これにより2000系が2/7に引退されることは発表されていますが、コンセプトやデザインがそっくりな「富士登山電車」がどうなるのかというのも気になりますね。

JR・小田急・東京メトロ 2016/3/26ダイヤ改正

北海道新幹線の開業が来年3/26と発表されていましたが、今回同日に行われるダイヤ改正の概要が発表されました。JRグループとともに千代田線・「あさぎり」経由でJRとつながっている小田急や東京メトロの一部路線でも同時にダイヤ改正が行われます。

JR北海道:
http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2015/151218-2.pdf
http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2015/151218-1.pdf




北海道新幹線「奥津軽いまべつ駅」

・北海道新幹線のダイヤ発表。概ね1~2時間に1本。2時間空く箇所に貨物列車が運行されるのか、それとも臨時列車が設定されるのか…。
・新幹線接続の新函館北斗~函館間の列車は快速「はこだてライナー」以外にも普通列車も。プレスリリースを読む限りでは普通列車も733系電車になりそう。
・「スーパー北斗」「北斗」はほとんどの列車で新幹線に接続。「はまなす」が運行されなくなる分「すずらん」が増発されるが、下りは「はまなす」より遅くなる。
・快速「エアポート」の旭川直通がなくなる。エアポートとスーパーカムイの接続は不明。
・普通列車の削減や一部駅の廃止も。
・はまなすは上り3/20、下り3/21運行終了。最終運転日だけ全車座席指定に。
・カシオペアは下り3/19、上り3/20運行終了。

北海道新幹線は開業するものの、全体的に函館・札幌付近以外は不便になる印象。新幹線開業による増収が今後どう影響するか?

JR東日本:
http://www.jreast.co.jp/press/2015/20151211.pdf
・新函館北斗行きが2時間空くところの間に新青森系統が設定される。通常は貨物の走るスジとし、多客期には新函館北斗まで伸ばす可能性が高い。
・高崎線の特急が651系に統一される。
・南武線浜川崎支線に「小田栄駅」、仙石線に「石巻あゆみ野」新設。
・長野駅で各駅停車型「あさま」と「はくたか」が相互接続。安中榛名(あさま)・飯山(はくたか)だけ一部停車になっているが、全停車の方がわかりやすくなると思う。

JR東海:
http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000028822.pdf
・285km/h運転列車を拡大。一部「こだま」も。
・富山~名古屋の「ひだ」の運転時間帯変更。富山では北陸新幹線との接続改善も。北陸本線経由では金沢乗り換えとなる名古屋~富山の利用客は増やしたいだろうが、JR東海としては東京からの客は名古屋経由にしたいのではないかと思うが。そのあたりが悩みどころ。
・紀勢本線・参宮線は新型車両に統一。これにより、JR東海のキハ40が消滅。
・名松線運転再開。
・大阪しなの運転終了。

JR西日本:
http://www.westjr.co.jp/press/article/items/151218_00_jrwest.pdf
・「はくたか」所要時間短縮。
・大阪駅からの新快速・快速が等間隔に。
・関空特急「はるか」が高槻駅に一部停車。日中減便していた分も30分間隔に戻る。
・深夜の関空快速が大阪駅まで伸びる。
・「摩耶駅」「東姫路駅」開業。
・広島近郊の日中の列車が227系に統一。

JR四国:
http://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2015%2012%2018.pdf



四国ではいよいよ8600系が本格運用を開始します。

・8600系が「しおかぜ」に投入。

JR九州:
http://www.jrkyushu.co.jp/top_info/pdf/684/H28haru.daiyakaisei.pdf
・九州横断特急は熊本~大分・別府のみの運転に。人吉方面は快速で救済。特急優先の九州としては珍しい。
・「いさぶろう」「しんぺい」も熊本発着に。
・西熊本駅開業。
・川内エクスプレス運行終了

小田急:
http://www.odakyu.jp/program/info/data.info/8360_8351253_.pdf



小田急では千代田線直通が大幅強化されます。

・伊勢原・海老名駅に特急ロマンスカーが停車。伊勢原は朝下り・夕方上り2本のみ。海老名は「はこね」が毎時一本停車。
・千代田線直通と快速急行が増発。日中は快速急行が新宿~藤沢・新宿~小田原or新松田が交互に、急行が新宿~小田原と千代田線~唐木田が交互に。
・夕方下りの千代田線直通準急が増発。
・区間準急が運行終了。また、江ノ島線急行も運行を終了する。梅が丘~百合ヶ丘が10分間隔の各駅停車のみに。

大幅にダイヤを変えてきました。複々線全面開業をにらんだ形になります。特急の海老名停車がかなりの本数あるのが予想外です。相鉄線から箱根への利用客を狙う戦略でしょうか。それと多摩急行は次の改正で急行に完全統合されそうです。
一方で減便になる駅も。梅が丘~百合ヶ丘間は各駅停車10分に1本だけになりますが、複々線ができれば千代田線直通各停が増発されるので、それまでといったところでしょうか。南林間・長後も削減となりますが、乗換駅ではなく小田急が独占できる駅でありホームも10両あることから、複々線完成後速くなった分で改めて快速急行停車というのがあってもいいのかな。

東京メトロ:
http://www.tokyometro.jp/news/2015/article_pdf/metroNews20151218_102.pdf



東京メトロは副都心線の変化が大きいです。

ダイヤ改正対象は日比谷線・東西線・千代田線・有楽町線・半蔵門線・副都心線。このことから、東武・東急の全面改正も予測されます。副都心線急行が明治神宮前に全列車停車になるほか、「Fライナー」の愛称も。ライナーとついていますが別料金はいらないそうです。愛称もいらないんですけどね。
http://www.tokyu.co.jp/file/151218-1.pdf
を見ると副都心線急行は東武東上線内も急行になるそうです。

JRは北海道新幹線絡み以外はそこまで大々的ではなさそうですが、地味に不便になっている箇所と地味に便利になっている箇所が目につきます。あと、小田急も大幅にダイヤを変えてきましたね。北海道新幹線の絡まないJRよりも小田急の方が注目される改正になりそうですね。


東急5000系6ドア車が置き換えへ

ホームドア設置により置き換えが予告されていた東急田園都市線5000系6ドア車ですが、置き換え車両の詳細がまとまりました。
http://www.tokyu.co.jp/company/news/list/?id=2358

従来の5000系とは異なり、窓のない箇所へのハイバックシートの導入や荷物高さの変更、フリースペースの改良などが行われます。

恐らくこの形が今後の東急の車両の標準になると考えられます。東横線車両の10連化に際してもこの仕様の車両の組み込みが予想され、従来の車両もこの仕様にリニューアルされることも考えられます。

2016年1/12にこの新仕様車の運行が開始される予定になっています。2017年度までには全社置き換えられる予定で、その後はこの仕様の車両により順次8500・8590・2000系を置き換えていくことでしょう。

京都鉄道博物館の開館は2016年4/29

梅小路に建設されている京都鉄道博物館の開館ですが、来年の4/29になることが発表されました。
http://www.asahi.com/articles/ASHCL5H8THCLPLZB01K.html
http://www.westjr.co.jp/press/article/2015/11/page_7930.html
http://www.kyotorailwaymuseum.jp/




京都鉄道博物館でも残される予定の梅小路の扇形機関庫

GW初日の昭和の日の開業になるということで、GW中はかなりの混雑になりそうです。じっくり楽しみたいのだったらGW明けの方がいいかもしれません。

SLスチーム号が新型車両に置き換わったり、限定1組のウエディングプランを準備したりと開館に向けて着々と進んでいます。中が実際どうなるか楽しみですね。


札幌市電ループ開業は12/20

建設が進められていた札幌市電のループ区間(西四丁目~狸小路~すすきの)ですが、12/20に開業することが発表されました。
https://www.city.sapporo.jp/city/mayor/interview/text/2015/20151105/documents/romen.pdf
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/economy/economy/1-0198796.html



ループ運転を開始する札幌市電

開業区間は短いですが、ループ運転が実現することで折り返しが不要になり、効率的な運用ができそうです。また、今まで市電だと遠回りだった区間でも新規開業区間を経由することで距離が大幅に短縮されます。

訓練運転が11/11に開始され、開業前日の12/19は当日先着100人限定で試乗会が行われる予定になっています。

近々運行終了予定の「はまなす」「カシオペア」に乗って市電ループ区間に乗りに行く人もかなりいるでしょうね。

山手線E235系の営業運転開始日は11/30

山手線で営業運転開始予定のE235系ですが、運転開始日が11/30と発表されました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151013-00000034-mai-soci
http://www.asahi.com/articles/ASHBF4J6YHBFUTIL031.html



11/30に営業運転を開始する山手線E235系


11/30当日は15:18に大崎駅を出発する便(外回り)で運転を開始します。その後はE231系と共通運用になると考えられます。

当初は中吊り広告なしでの運転が想定されていましたが、1両当たり6か所中吊り広告が残る形になります。置き換え完了は2020年の東京五輪開催時という話もあります。

E235系運転開始日も無事に発表、今後の山手線の車両はこちらが主役になるでしょう。

泉北高速鉄道に特急が運転開始

泉北高速鉄道で12/5にダイヤ改正が行われ、新たに特急「泉北ライナー」が運転されます。
http://news.mynavi.jp/news/2015/10/08/674/
http://www.semboku.jp/wp-content/uploads/2015/10/6532eb7edbac1b48d0e22081bcac7473.pdf

この特急「泉北ライナー」は高野線特急「りんかん」に使用されている車両を使い、平日下り6本・上り7本、土休日8往復が運転されます。恐らく下りは夕方以降、上りは朝ラッシュ時が中心になると予想されます。それ以外にも区間急行の増便や女性専用者の設定などの修正が行われる予定です。

泉北ライナーの特急料金は南海特急と同様の510円となり、割高感が抑えられている印象です。距離は短めなのでどれだけ利用されるかの問題はあるものの、堺東から難波まで特急を使う人もいるので、そんなには問題ないでしょう。

このように有料特急を走らせている鉄道会社と結びつきの強いところでもライナー的な有料特急が走るようになることで他にも可能性が広がるかもしれません。北総線経由のイブニングライナー・モーニングライナー(新鎌ヶ谷・千葉ニュータウン中央・印旛日本医大など停車)とか。

京阪特急プレミアムカー

京阪が特急列車に別料金がかかる「プレミアムカー」を投入するそうです。
https://www.keihan.co.jp/info/upload/2015-09-30_premium-car.pdf
http://www.tetsudo.com/news/1420/



プレミアムカーが連結される京阪特急8000系


このプレミアムカーは座席指定車両として8000系のうち6号車が改造されて投入されます。座席は2+1のリクライニングシートになり、大型テーブルやコンセントも付くなどグリーン車的なサービスになります。

これにより居住性はアップしますが、京阪の場合営業距離が短いので、短距離でも使う人がいるかどうかが問題かと思われます。南海の「サザン」も難波~堺間で利用する人がいますから、そのあたりは心配不要かもしれませんが。

寝台特急「北斗星」保存に向け皆様のご協力をお願いいたします。

8月に営業運転を終了した寝台特急「北斗星」に使われた車両の保存に向けプロジェクトが動き始めています。
http://hokutosei-24hozon.blogspot.jp/?m=1
https://www.makuake.com/project/hokutosei/



寝台特急「北斗星」


寝台特急「北斗星」の車両のうち、北海道所属で3月まで活躍していたものに関しては、北海道室蘭市に運ばれ車両の解体が始まっています。このうち、14系中間車から改造され独特の先頭形状を持つ「オハネフ24 502」を保存対象車としてクラウドファンディングが始まりました。さらに資金調達がうまくいけばデュエット個室車である「オハネ25 560番台」も保存されるとのことです。

資金調達の目標額が925万円に設定されており、安いものは3000円から、5000円・10000円・50000円・10万円の各コースがあります。

クラウドファンディング支援についてはこちらのページで行われています。皆様ご協力をお願いいたします!