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西武の新しい座席指定列車「S-TRAIN」が3/25に運転開始

西武40000系電車の愛称が「S-TRAIN」と発表され、これを使った東京メトロ・東急・横浜高速直通の座席指定列車が3/25に営業運転開始することが発表されました。
https://www.tetsudo.com/news/1693/
http://www.seibu-group.co.jp/railways/news/news-release/2016/__icsFiles/afieldfile/2017/01/10/s-train.pdf
https://trafficnews.jp/post/62927/
http://tetsudo-shimbun.com/headline/entry-937.html

平日は有楽町線方面からの通勤ライナーとして豊洲~所沢間を運行、途中停車駅は有楽町・飯田橋・石神井公園・保谷となります。土休日は副都心線方面からの観光列車として元町・中華街~西武秩父間を運行、途中停車駅はみなとみらい・横浜・自由が丘・渋谷・新宿三丁目・池袋・石神井公園・所沢・入間市・飯能となります。
4ドアではありますが乗車専用・降車専用の駅がありますので、恐らく乗降ドアを絞ったうえで乗降扱いを行うことになると考えられます。

運行本数は平日が豊洲行き4本・所沢行き3本、土休日が元町中華街行き2本、西武線方面行3本と少なめになっています。副都心線系統は東急との直通ダイヤの兼ね合いもありますので本数が少なめになるのはやむを得ないところですが、有楽町線系統は将来的に土休日も含めた増発も見込めそうです。

予想外だったのが渋谷~横浜、新宿三丁目~元町・中華街といった西武線を含まない区間でも乗車が可能ということです。となると将来的には東急も同様のライナー列車を投入し平日に池袋~元町・中華街間で運行することになるかもしれません。

また、停車駅も少なめな印象があります。有楽町線系統は将来的に新木場発着となり、銀座一丁目・永田町といった駅に追加停車することが考えられます。副都心線系統は武蔵小杉・菊名への追加停車もありそうですが、恐らく自由が丘で急行と接続し沿線からの利便性を図ると考えられます。急行の各駅停車退避駅は現在菊名・自由が丘になっていますが、S-TRAIN接続便を中心に通過線建設中の祐天寺に変更して接続を図る形になりそうです。

また、S-TRAIN運転開始日が発表されたことで、副都心線と絡む東横線・東武東上線のダイヤ改正も3/25になることが予想されます。恐らく祐天寺の通過線の使用開始も同日になるでしょう。
また、東武・東急も絡むので、田園都市線・伊勢崎線の改正も同日になる可能性が高いです。となると東武500系・日比谷線13000系の運転開始等も同日になりそうです。3/4のJR線改正よりも規模の大きいものになりそうですね。

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