Skip to content

JR西日本が京都に鉄道博物館建設へ

JR西日本が2014~15年度の開設を目指し、京都に鉄道博物館を建設するそうです。
http://jp.reuters.com/article/kyodoNationalNews/idJP2009022301000616

 JR西日本は弁天町に交通科学博物館を所有していたのですが、それが手狭になったことから、新たに京都に鉄道博物館を建設することになりました。
 既にある梅小路蒸気機関車館に併設する形での開設となります。このため、梅小路が新鉄道博物館に吸収されるのか、もしくは梅小路と共通の入場券が発売されるのかのいずれかになると考えられます。

 JR西日本は古い車両を多く残していることもあり、車両展示に関しても充実を期待したいところです。現在「きたぐに」に使用されている583系や阪和線に残る103系トップナンバー車、「能登」で余生を過ごす489系ボンネット車、引退が見えてきたキハ181、博多総合車両所に残るWIN350やグランドひかり食堂車あたりは保存の有力候補と言えそうです。

 なお、現在の交通科学博物館は規模を縮小して残るとのことです。一部の展示は梅小路に移るものの、大阪市内ということもあり新鉄道博物館とは異なるコンセプトの博物館として機能することになるでしょう。