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JR四国新型ディーゼル特急車「2600系」

JR四国の新型ディーゼル特急車両「2600系」の詳細が発表されました。
https://trafficnews.jp/post/64029/
http://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2017%2001%2030%2002.pdf

この2600系は2000系気動車の置き換え用として製造されるものです。予讃線・土讃線・高徳線への投入が考えられますが、ひとまず2両編成2本が投入される予定になります。8600系の時と同様、ひとまず臨時列車で様子見を行い、量産車では中間車やグリーン車も投入され長編成化がされることでしょう。

車内のバリアフリー化や座席のコンセント設置がされる予定ですが、車体傾斜がどうなるかについての記載はありません。2000系は振り子でしたし、特に土讃線はカーブが多いので車体傾斜装置を付けてほしいところですが。あと、最高速度が120km/hというのも気になります。2000系は初期型は120km/hでしたが、後期型は130km/h対応でしたからね。

既に製造途中であり、2/15に高松運転所に入る予定になっています。運転開始が楽しみですね。

東武500系運転開始は4/21

東武の新型特急「リバティ」に使用される500系ですが、運転開始日が4/21と発表されました。
http://www.tobu.co.jp/file/pdf/b71449315c885fe96933bd12d8f48b8a/170118_1.pdf
https://trafficnews.jp/post/63441/
http://response.jp/article/2017/01/18/288693.html

日中は浅草と東武日光・会津田島方面を結ぶ「リバティけごん」「リバティきぬ」「リバティ会津」として運行されます。下今市で分割運転が行われるほか、下今市から先の鬼怒川線・野岩鉄道・会津鉄道線内はこまめに停車し、同線内から東京方面を結ぶ列車として活躍します。

夕下り中心に浅草から春日部・野田市・大宮といった短距離を結ぶ「スカイツリーライナー」「アーバンパークライナー」も設定されます。こちらはせんげん台にも停車したり野田線内にこまめに停車したりすることで通勤客への利便性を確保します。

ダイヤを見てみると、500系を使った特急が幅広い時間帯に設定されています。特に夕下りは500系が主力として活躍しそうです。観光向け仕様の100系スペーシアに対し、きめ細かい運用ができる500系とすみわけが行われているようです。

一方で300・350系使用の「しもつけ」「きりふり」も残りました。宇都宮線が4両までしか停車できないので「きりふり」含め350系による運用になり、6両の300系は引退になると予想されます。

そして、今後も300・350系置き換え用として500系が追加で製造されることが考えられます。「リバティりょうもう」として下り1本だけ館林まで入るみたいですし、足回りが1720系のものを使用している200系も置き換えたいところです。そうすれば伊勢崎・葛生系統も分割で増発できますし。

また、今回の500系運転開始で快速・区間快速が運行終了になるという予測が出ていますが、そちらの発表はまだされていないので読めないところがあります。500系登場で特急が増発されるものの、座席が確保できなかった時の救済列車をどうするのかという問題はあるでしょう。下今市分割はなくして全車東武日光行きに統一する、土休日のみの運転とする、南栗橋発着にした上で同駅で急行に接続するなどいろいろ考えられそうです。

500系の運転開始日が4/21と発表されたことで、東武伊勢崎線系統・東京メトロ日比谷線,半蔵門線・東急田園都市線のダイヤ改正も4/21と予想されます。恐らく13000系の営業運転開始も4/21になると考えられます。東横線・副都心線・東上線系統の改正は3/25と考えられますので、両系統でダイヤ改正日が異なることになりそうですね。

西武の新しい座席指定列車「S-TRAIN」が3/25に運転開始

西武40000系電車の愛称が「S-TRAIN」と発表され、これを使った東京メトロ・東急・横浜高速直通の座席指定列車が3/25に営業運転開始することが発表されました。
https://www.tetsudo.com/news/1693/
http://www.seibu-group.co.jp/railways/news/news-release/2016/__icsFiles/afieldfile/2017/01/10/s-train.pdf
https://trafficnews.jp/post/62927/
http://tetsudo-shimbun.com/headline/entry-937.html

平日は有楽町線方面からの通勤ライナーとして豊洲~所沢間を運行、途中停車駅は有楽町・飯田橋・石神井公園・保谷となります。土休日は副都心線方面からの観光列車として元町・中華街~西武秩父間を運行、途中停車駅はみなとみらい・横浜・自由が丘・渋谷・新宿三丁目・池袋・石神井公園・所沢・入間市・飯能となります。
4ドアではありますが乗車専用・降車専用の駅がありますので、恐らく乗降ドアを絞ったうえで乗降扱いを行うことになると考えられます。

運行本数は平日が豊洲行き4本・所沢行き3本、土休日が元町中華街行き2本、西武線方面行3本と少なめになっています。副都心線系統は東急との直通ダイヤの兼ね合いもありますので本数が少なめになるのはやむを得ないところですが、有楽町線系統は将来的に土休日も含めた増発も見込めそうです。

予想外だったのが渋谷~横浜、新宿三丁目~元町・中華街といった西武線を含まない区間でも乗車が可能ということです。となると将来的には東急も同様のライナー列車を投入し平日に池袋~元町・中華街間で運行することになるかもしれません。

また、停車駅も少なめな印象があります。有楽町線系統は将来的に新木場発着となり、銀座一丁目・永田町といった駅に追加停車することが考えられます。副都心線系統は武蔵小杉・菊名への追加停車もありそうですが、恐らく自由が丘で急行と接続し沿線からの利便性を図ると考えられます。急行の各駅停車退避駅は現在菊名・自由が丘になっていますが、S-TRAIN接続便を中心に通過線建設中の祐天寺に変更して接続を図る形になりそうです。

また、S-TRAIN運転開始日が発表されたことで、副都心線と絡む東横線・東武東上線のダイヤ改正も3/25になることが予想されます。恐らく祐天寺の通過線の使用開始も同日になるでしょう。
また、東武・東急も絡むので、田園都市線・伊勢崎線の改正も同日になる可能性が高いです。となると東武500系・日比谷線13000系の運転開始等も同日になりそうです。3/4のJR線改正よりも規模の大きいものになりそうですね。