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可部線一部区間の復活が動き始めます。


以前から復活の動きがあった可部線の可部~河戸間ですが、広島市とJR西日本の間で合意が結ばれました。


http://www.tetsudo.com/news/790/
http://www.westjr.co.jp/press/article/2013/02/page_3211.html
http://www.westjr.co.jp/press/article/items/130204_00_kabe.pdf

可部線は長らく横川~三段峡を結ぶ路線として運行されていましたが、2003年に可部~三段峡間が廃線になっています。一方で可部駅からしばらくは市街地が続いており、そこまでを復活・電化する動きがありました。踏切の扱いをめぐってもめていたのですが、ようやく決着がついたようで今回の発表となったようです。

計画では可部駅から1.6km延伸し、2駅設置する予定になっています。廃線を復活させる形になるので用地の買収による遅れは発生せず、2015年春には復活する見込みです。恐らく開業時期は北陸新幹線の長野~金沢間と同時になるでしょう。

今回は広島近郊の住宅地という特殊事情があったとはいえ、一度廃線になった路線が復活するというのは珍しいです。この流れが今後どのような影響を与えるのか気になるところです。