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京浜東北線209系引退は2010年1/24

京浜東北線で活躍してきた209系の引退日が2010年の1/24と発表されました。
http://rail.hobidas.com/news/info/article/110399.html

1992年に試作車「901系」が製造され、その成果を反映して1993年、京浜東北線に「209系」が投入されました。この車両はJR東日本の車両コンセプトの基本となった車両で、車両工法や内装の見直しが行われ、他の鉄道会社にも大きな影響を与えました。

この209系は京浜東北線以外にも南武線・八高線・中央総武緩行線・常磐緩行線に投入され、その後のE217系、E231系、E233系とつながっていきます。209系登場当初は「安っぽい」と言われていましたが、E231系、E233系と行くに従って洗練されていき、現在ではJR東日本を代表する車両にまでなっています。

京浜東北線では2007年にE233系が投入され、順次置き換えられていきました。置き換えられた車両は一部が廃車解体されたほか、房総方面に転属したもの、南武線に転属したもの、訓練車に改造されたもの、試験車両「Mue-Train」に改造されたものと様々です。

そして2010年の1月24日、ついに引退の時を迎えることになりました。これに合わせ、1/17から引退記念ヘッドマークを取り付けて運転されることになります。また、1/24には大宮駅と大船駅で引退記念入場券を販売するほか、大船駅で記念弁当・記念グッズの販売が行われます。大宮駅では1/23に記念弁当・記念グッズの販売が行われます。

JR東日本の通勤型車両の礎となった209系。発祥路線である京浜東北線からは姿を消しますが、今後も様々な路線で活躍していきます。また、そのコンセプトは様々な車両に引き継がれています。