投稿者 sta311 日時
東京メトロ有楽町線・副都心線が11/29にダイヤ改正だそうです。
http://www.hobidas.com/news/article/92301.html
http://www.asahi.com/travel/news/TKY200811110144.html
これにより、有楽町線の準急が和光市発着のみとなり、運転時間帯も11時~16時台に縮小されることになります。
有楽町線は追い越しできる駅が小竹向原のみで、しかも副都心線方面への接続の必要もあったことから、追い越ししての準急運転ができず、あまり受け入れられませんでした。このため、準急が削減されることになります。
この列車は小竹向原で副都心線急行に接続しない限り意味のない種別と考えてよさそうです。
これ以外にも朝ラッシュ時の列車行先の修正が行われます。これで混乱は収まるのでしょうか。
今後は有楽町線と副都心線の運転本数をできる限りそろえ小竹向原で両線が確実に接続できるようにする必要があるでしょう。
投稿者 sta311 日時
JRの昼行急行が、いよいよ消滅することになりました。最後まで残っていた急行「つやま」が快速に格下げされることになったためです。
http://www.asahi.com/kansai/kouiki/OSK200811010100.html この急行「つやま」は津山線の岡山と津山を結ぶ列車で、岡山県の県庁所在地となる岡山と岡山県内陸部の中心都市津山を結び、岡山で新幹線と接続することで東京や大阪からの利便性も図っていました。大都市私鉄の急行とは異なり、急行料金が必要で、岡山~津山間を乗車する際には運賃の他に730円を支払う必要がありました。
一方で、津山線には「つやま」同一の車両を使って快速「ことぶき」が頻繁に走っており、こちらを利用すれば料金が不要という状態でした。したがって、「ほとんど変わらないのに急行料金を徴収される列車があるのは問題がある」という意見も多く、そのため今回快速に格下げされることになりました。
かつては特急を補完する存在として全国各地に走っていたJRの急行列車。車内設備は普通列車とあまり変わらないボックスシートを使用する一方、普通列車に対しデッキなどの設備をつけて長距離向けにした「急行型車両」という車両を使い、特急列車よりも格安のサービスを提供していたのですが、特急格上げ・快速格下げと高速バスの発展に伴い、その数を徐々に減らしてきました。やがて急行型車両を使う列車もなくなり、「つやま」は快速用の車両を使って運用されていました。
これにより今後も走るJRの急行列車はは夜行3往復のみとなります。今後残る夜行急行列車は3往復とも新幹線建設予定地を走ることから、新幹線開業によって廃止になることが予想されます。あるいは「夜行」なので新幹線開業を待たずに廃止になることも考えられます。いつまで「急行」という制度が残るのでしょうか。そろそろ制度自体を整理してもよさそうな気もしますが。