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東京~上野間の運行体系発表と常磐線特急が「ひたち」「ときわ」へ

東京~上野間に新線を建設し宇都宮線・高崎線・常磐線を東海道線に乗り入れる「上野東京ライン」のダイヤの概要が発表されました。
http://www.tetsudo.com/news/1193/
http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14146752312147
http://tetsudo-shimbun.com/article/topic/entry-229.html
http://www.jreast.co.jp/press/2014/20141022.pdf

注目は開業後1年間は15本と発表されていた朝ラッシュ時の本数ですが、宇都宮・高崎・常磐が5本ずつの体系になります。常磐線は緑帯の快速のみが直通する形になります。

また、特急はデータイムと夕方~夜の一部、快速は日中は土浦からの一部列車も入りますが、夕方以降は緑帯の快速が直通する形になります。

また、常磐線特急が全車指定席となり通過型が「ひたち」、主要駅停車型が「ときわ」となります。全車指定席に変更されますが、指定席料金は値下げになり指定を受けずに乗車できる座席未指定券も発売されます。

ダイヤはおおむね予想通りといったところでしょうか。朝ラッシュ時は宇都宮・高崎方面の比率が若干高くなると思っていたのですが。東海道線の東京ないし品川発着もある程度残りそうです。ラッシュ時は常磐線の分だけ品川発着となり、日中の東海道線は宇都宮系統2本・高崎系統2本・東京始発2本の体制になりそうです。

常磐線特急は夕方以降は通勤需要の観点から主要駅に停車する「ときわ」の直通がメインになりそうです。現時点では品川発着ですが、将来的には横浜・鎌倉方面への直通や品川から山手貨物線に入り新宿へ向かう列車の設定も考えられそうです。

開業時はこちらのダイヤですが、1年後にはピーク時20本に増発されるとのことです。この時点で各線の本数の増発や朝ラッシュ時の一部特急の乗り入れ、また東海道線列車の取手乗り入れといったことが考えられそうです。