富士・はやぶさ乗車
この列車は18:03に東京駅を出発し、翌日の11:49に熊本(はやぶさ)、11:17に大分(富士)に到着します。以前は両列車とも西鹿児島(現・鹿児島中央)まで行っていたのですが、短縮されて現在の姿になりました。それでもかなりの長距離列車であることには変わりありません。
以前は長崎行き「さくら」や博多行き「あさかぜ」といった列車もあったのですが、徐々に削減され、現在は「はやぶさ」「富士」の2列車が1本の列車にまとめられた姿で残っている状態です。この列車も来年3月には姿を消すとのことです。
今回は開放B寝台車に乗車。個室寝台ははやぶさ・富士にそれぞれ2両連結されているのみで、あとは開放B寝台車のみです。かつては食堂車やロビーカーもあったのですが、現在は外されています。
東京駅を出発します。0系引退に向かう人が多いのか、熊本や大分まで乗車する人が多いのかは知りませんが、結構乗車しています。切符を頼んだ際に個室車両は満席と言われていました。B寝台も「はやぶさ」側は下段が埋まっていて上段しか残っておらず、「富士」側の下段を確保しています。その後キャンセルなどで変わっているのかもしれませんが。
大阪駅まで停車を続け、そのたびに乗客が増えてきます。この列車に乗ると気のせいか夜が来るのが早く感じられます。乗車しても何もすることがないので外を何となく眺めたり携帯電話を開いていろんなページを見たり何となく寝転がったりしていました。
やっぱり夜行は11時頃に出て6~7時頃に到着するのがちょうどよいのかなという感じでしたね。時々利用していた「銀河」がそんな感じでしたし、現在でも「北陸」はそのような時間を走っています。同じ長時間走っている列車でも「北斗星」のように食堂車やロビーカーなどのスペースがあったときにはかなり快適に過ごせた感があったんですけどね。
朝は広島5:21着からスタートです。途中の柳井~下松間で日の出を眺め、徳山で車内販売開始。ここではこの列車でしか売っていないという駅弁を購入しました。この駅弁は柳井駅で積まれるのですが、販売は徳山からになります。中は普通の幕の内弁当なのですが、6個前後しか売っておらずこの駅弁を頼むために1号車には行列ができます。
そして新山口駅に7:33に到着。0系新幹線が目的なので本当は博多まで行きたかったのですが、そうすると指定を取っていた0系列車に間に合わなくなるので、ここで新幹線「ひかり443号」に乗り換えです。
この列車がなくなっても「サンライズ瀬戸・出雲」を使えば東京駅を22:00に出発し岡山で「ひかり441号」に乗りついで博多方面へ向かうことができます。このルートでは新山口に停車しないので、後続の「ひかり443号」を利用し新山口に8:17に到着ができます。サンライズは本来出雲市や高松に行くための列車だったのですが、新幹線乗り継ぎで九州系統の置き換えもできているということになります。到着は遅いですが対新大阪における「銀河」と「のぞみ99号」程度の差しかありません。
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