Railway Land

今回乗車した「富士」

　今回乗車したのは開放B寝台の上段。下段には女性二人組が、反対側には車内放送録音をしている人が入っていました。

今回乗車した「富士」B寝台。写真は12月に撮影したものです。

　普段は車内販売は翌朝になってからなのですが、今回は廃止直前ということで東京～名古屋間でも車内販売が行われていました。JR東日本区間ではクリアファイルと記念弁当を購入、JR東海区間ではオレンジジュースを購入し記念乗車証をもらいました。
　私の乗車した区画の一個東京側にはNHKの取材が入り、一個大分側の区画では鉄道関連の話で盛り上がっていました。私は時々その区画に行っていろいろと話をしたり、私の区画の下段の女性2人組みともいろいろと話をしたりと盛り上がりました。こういったのが開放B寝台の楽しみとも言えるでしょう。新幹線だと個室ではないにもかかわらず会話もなく目的地に到着してしまいます。集まった人たちに誘われ、途中でA寝台シングルデラックスやB個室ソロも見学しました。

　利用者の中にはスーツ姿で名古屋～広島のみ利用した客も。恐らくいい時間帯に新幹線がなくて仕方なく利用したのではないかと思われます。こういう需要が本来の寝台特急の利用客だと思うのですが。夜行バスでは疲れて翌日仕事にならない上に渋滞のリスクもあります。理想は中国大陸で走っているような「寝台バス」なのでしょうが、日本の法律では安全性の観点から認められていません。また、京都で乗車した酔い客もいて、大阪で下される場面も。ブルートレインが頻繁に走っていたころにはこういった客も多かったのでしょう。

　そうこうしているうちに翌朝になりました。下関・門司での機関車交換です。本州は直流なのに対し、九州は交流なので、機関車の交換が必要になるわけです。下関ではEF66に代わりEF81が連結されます。

下関～門司で連結されるEF81機関車。

　そして門司ではED76にバトンタッチ。
 

　「はやぶさ」とはここでお別れです。

門司駅で「はやぶさ」とはお別れ。「はやぶさ」は熊本へ向かいます。

 　「富士」単独になり日豊本線に突入。ここではフリーゲージトレインの実車が止まっているのを見たり(写真は撮れませんでした)、先ほどの人たちとふれあったりして大分に到着。

大分に到着した「富士」

　大分では入庫を見送り、

　グッズ販売コーナーへ。記念弁当や写真集を購入し、写真展も見学しました。そして熊本へ向かうのに「九州横断特急」に乗車。大分で調達した「富士」記念弁当を食べつつ熊本へ。熊本では記念の写真台やフラッグがありました。

　ここではバームクーヘンを購入。私が乗車した「富士・はやぶさ」に乗車していた方が「切符まだ空いていますよ」とおっしゃっていたのですが、翌日が岡山ということもあり、浜松で戻るのも面倒なので断念。撮影に徹します。

　しばらくすると東京行き「はやぶさ」の入線です。

熊本駅に入線する上り「はやぶさ」

　そして出発を見送り、後続の「有明」で小倉→普通列車で門司へ移動です。車内では熊本駅で購入した「はやぶさ」記念弁当で夕食とします。
 

　門司では「富士」と「はやぶさ」の連結風景や機関車交換風景を撮影。とはいっても既に暗くなっていたこともあり、あまりいいものは撮影できませんでしたが。関門EF81はヘッドマーク付けていないんですね。

「富士」「はやぶさ」連結風景

EF81連結風景

　その後は小倉へ戻り新幹線で岡山へ行き宿泊。岡山でも「富士・はやぶさ」を撮影しています。
 
この続きは明日書きますので、よろしくお願いいたします。

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