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ダイヤ改正特集-小田急20000形「RSE」

小田急では10000形「HiSE」の他に、「あさぎり」に使用されていた20000形「RSE」も引退になっています。
新宿駅に停車する20000形「RSE」



この20000形は3000形「SSE」に代わる御殿場線直通用として1991年にデビューしました。JR東海が製造した371系とともに新宿~沼津間を走る「あさぎり」を中心に運用されていました。

10000形と同様のハイデッカー構造であることから、御殿場線系統は60000系「MSE」に置き換わることになり、
3/16に引退となりました。

こちらもやはり発表直後から動いており、12/24に撮影を開始しています。
http://skt-lab.com/railway/index.php?/archives/432-1224-JR3712000010000.html


その後1/28には小田原→向ヶ丘遊園でRSEを利用し始めます。この時は2階建て車両1階の2+1配列の座席に乗車しました。
RSE1階席の2+1シート
ここはスーパーシート(グリーン車)と同様の2+1配列でシートピッチもスーパーシートと同一になっています。座席は一般席のものですし、景色も見られないのですが、静かに過ごしたい人には人気の席でした。実際、車内撮影する人以外は入ってこず、快適そのものでしたね。

2/5にはRSE本来の運用である「あさぎり」運用での活躍を見ています。その前に御殿場駅で60000形「MSE」の試運転も見学に行っています。
JR東海の車両と並ぶ60000形「RSE」
現在は「あさぎり」はこの車両で運転しており、この風景も日常のものとなっています。ただ、MSEは地下鉄直通の通勤車両というイメージが強く、御殿場線系統への投入には違和感もあります。運転区間も御殿場までに短縮されていますし。

その後裾野へ向かい、371系との並びを撮影します。
RSEと371系の並び

ここでRSEの自由席車に乗車。「あさぎり」は御殿場~沼津間で1両自由席車となっており、ロマンスカーに座席指定なしで乗れる珍しい区間となっていました。
あさぎり自由席案内
沼津に到着した後、折り返しの「あさぎり」で町田に戻ります。このときは一般車両に乗車しています。
沼津駅に停車する「あさぎり」
その後、2/7には唐木田行きホームウェイでスーパーシート車に乗車しています。夜だったので景色は見えませんでしたが…。
意外だったのはスーパーシート車にも通勤客が多く乗っていたこと。ほとんど新百合ヶ丘駅で降りてしまいましたが。
RSEスーパーシート車

2/12には「はこね」の最前列に乗車して前面眺望や車販準備室での風景を満喫して来たり、2/22には371系代走運用の「あさぎり2号」に乗車したりといろいろやっています。
371系代走の20000形あさぎり3号
ダイヤ改正直前期には町田→新宿で乗車。最後の動く姿を満喫してきました。


そして3/24の引退記念イベント。車内見学では一番人気であり、行列が絶えませんでしたし車内も相当混雑していました。
引退記念イベントでのRSE


こちらではセミコンパートメントの車内見学ができ、しかもそちらで1階奥の非常口を体験できるという楽しみがありました。
引退記念イベントで空けられていた非常口スペース

RSEの魅力は車内設備の多様性にあるでしょう。通常の席の他にスーパーシートやセミコンパートメント、さらには2+1配列の普通車といった様々な設備が楽しめました。セミコンパートメントの考えはVSEのサルーンシートに引き継がれていますが、スーパーシートに相当する車両は登場していません。運転区間が新宿から箱根や御殿場という短距離であるとはいえ、そのような座席も欲しいところですね。

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