Railway Land

東急車両製造は終戦後に東急グループの車輛製造会社として設立され、親会社の東急のみならず全国各社に多くの車両を供給してきました。

中でもステンレス車両の製造に関しては先駆者であり、その後の鉄道車両の歴史に大きな影響を与えています。

日本最初のステンレスカーである東急5200系、

そして鋼体のみならず全体をステンレスにした東急7000系といった車両もこの東急車輛で製造されています。

もちろん東急車輛が製造したのはステンレス車両だけではありません。日本の鉄道の代表ともいえる新幹線の車両も製造しています。

様々な車両を保存している東急車輛なのですが、これらの車両は一般には公開されておらず、このような特別な時のみ外部に公開される形になります。車輛製造工場ということで情報漏洩防止の観点からそうしているのでしょうが、敷地内にある資料館含め入口付近を改築するなどして広く一般に公開して欲しいものです。

そんな東急車両なのですが、最近では東急よりもJR東日本とのつながりが強くなり、東急グループからJR東日本グループに移ることになりました。今後はJR東日本グループとして新たな道を歩むことになります。果たして今後どのような車両を作っていくことになるのでしょうか。