Railway Land

当日は10000円でJR東日本全線が特急・新幹線を含め乗り放題になる「JR東日本パス」を使用。購入時期が遅く指定席が取れなかったことや早い時間帯に現地に到着する必要性から、新宿から夜行バス「ドリーム政宗」に乗車し一旦仙台に向かい、仙台始発の「はやて295号」の自由席に乗車し八戸、そして青い森鉄道の快速で三沢へ。

八戸線との接続で八戸出発が遅れた関係で当初乗車予定の列車には間に合わず、次の列車に乗車することに。ただ、当日は土曜・休日ダイヤだったので、平日に比べて列車が大幅に少なくなっていたのには戸惑いましたね。

ともあれ、しばらく待つと列車がやってきました。東急池上・多摩川線で走っているのと同一の形の7700系という車両が使われています。地方私鉄には珍しいVVVF車両です。

撮影会予定地となる七百に到着すると、既に多くの人が集まっています。直前に機関車+貨車+旧型電車の編成が運転されており、そちらを車庫に持っていく作業の途中でした。

そして撮影会に突入。三沢駅で購入したフリーきっぷ「よりみちきっぷ」を購入した人限定の撮影会で、機関車と旧型電車を並べての撮影になりました。
撮影会が終わると貨物列車の復活運転です。但し、積荷はありませんが。機関車+貨車2両+機関車の編成となります。もちろん乗車はできませんので、撮影となりますが、今回は七百駅三沢寄りの踏切近くに移動して撮影です。気軽に撮影できるせいか、多くの人が集まっていました。
貨物列車がなくなって電気機関車が不要になりましたが、その中でも電気機関車の運転資格を持つ人を残してこのような列車を運転するというのにはびっくりですね。

その後は機関車+旧型電車+機関車の編成が運転されるということで乗車。ここでようやく目玉となる旧型電車に乗車できます。
この列車に乗車すると車内から電気機関車を撮影できるサービスが行われていました。
三沢駅到着後は昼食とし、その後柳沢駅へ移動、旧型電車2両編成の撮影・乗車となります。旧型電車のうち1両は元東急目蒲線・池上線の車両で、東急時代の緑一色に戻されています。

また、もう一両は十和田観光のオリジナル車両で、十和田観光標準塗装になっています。
三沢～十和田市を運転する便については「急行」として途中駅を通過して運転、オリジナル旧型車側には丸い急行板を付けての運転となります。十和田市から折り返し三沢行きとなりますが、こちらは見送り十和田市駅で行われていたグッズ販売へ。十和田観光のグッズだけでなく三陸鉄道のものも販売されていました。

そして一般列車で三沢へ向かい、八戸から新幹線で東京に戻りました。

十和田観光電鉄ですが、新幹線開業で気軽に訪問できるようになった一方、新幹線に乗り換えできないことで地元客が直接七戸十和田駅や八戸駅へ向かうようになり、利用者が減っているのではと思うこともあります。今後もこのようなイベントを開催して欲しいところですが…。