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12/4 新青森駅と青森駅在来線編

12/4は東北新幹線が新青森まで開業した日です。新幹線が延びたと同時に在来線も大きく変わりました。今回は在来線側にスポットを当てたいと思います。
新青森駅に停車中の789系「白鳥」



新青森駅では新幹線に接続するために様々な列車がやってくるようになりました。まずは「リゾートしらかみ」の青池編成。今まではキハ40系で走っていましたが、今回からハイブリッド車両による運転に変わります。
リゾートしらかみ青池編成
リゾートしらかみ青池編成側面

リゾートしらかみ自体はこれ以外に2編成がありますが、そちらは従来通りキハ40系のままです。ですが、今までの3両編成が4両編成になっています。

次いでやはりハイブリッド気動車を使用したリゾート列車として走る「リゾートあすなろ」。こちらは津軽線・大湊線方面へ向かう列車です。
リゾートあすなろ
リゾートあすなろ側面
かなりカラフルないでたちで注目を集めそうです。新青森初の時点では2編成をつなげていますが、青森で分割し蟹田行きと大湊行きに分かれることになります。

次いで特急列車。こちらは弘前・大館方面へ向かう列車と函館方面へ向かう列車の2系統が用意されています。

まず大館方面へ向かう「つがる」。前日まで八戸方面へ向かっていた485系3000番台が使用されています。
485系3000番台「つがる」
「つがる」という愛称の列車自体は前日まで八戸~弘前を走っていた列車に付けられていましたが、今回は青森~秋田を走る列車に付けられることになり、「かもしか」を引き継ぐ形になります。元々「津軽」という列車は上野~青森を奥羽本線経由で結ぶ急行列車に付けられていたので、本来の形に近くなったともいえます。
「つがる」秋田行き
「つがる」は秋田系統の他に大館系統も設定され、計5往復の運転となります。

函館方面へは789系使用の「スーパー白鳥」と485系使用の「白鳥」の2列車があります。今回見かけたのは789系使用の列車のみでした。
「スーパー白鳥 新青森」の行先表示
ちなみに、新青森~青森は運賃だけで相互を移動できます。そこでこの区間だけ乗ってみました。体験乗車したい人も多いのか、車内はかなり混雑していましたね。

東北本線として長く活躍してきた青森~八戸間は「青い森鉄道」として再出発することになりました。青い森鉄道は今まで目時~八戸を結んでいましたが、今回の経営譲渡により本来想定していた営業区間となります。青森駅にはJRとは別に青い森鉄道用の窓口が開設されていました。
青い森鉄道青森駅切符売り場

今回見かけた車両はJRの701系に青い森鉄道関連のステッカーを張っただけの車両でした。転換した翌日なので、最低限のところだけ変更したのでしょう。写真を見ると前面上部右側と側面のドア横がJR仕様と変わっているのがわかるかと思います。
青い森鉄道の車両
ちなみに青い森鉄道オリジナルカラーの車両も12/3に八戸駅で撮影しています。現在JR色のままになっている車両も順次こちらのデザインに変わっていくことでしょう。
青い森鉄道オリジナルカラーの車両

その後再び新青森駅に戻り新幹線で大宮に向かっています。今回は強風によるダイヤの乱れの影響で青森駅での滞在時間が短くなってしまったのが心残りです。

新幹線開業に伴い、青森の在来線も生まれ変わっています。新青森駅まで来た観光客・ビジネス客を各地へ運ぶために、また地元の客が新青森駅経由で新幹線を利用しやすくするために最適化されたといえます。果たしてこれらの在来線は今後どのような展開を見せるのでしょうか。


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