上田電鉄まるまどまつり
当日は東京駅7:28発の新幹線「あさま」に乗車、上田から7200系丸窓カラー車両でイベント会場となる下之郷車庫へ向かいました。
また、上田から帯のない7200系がやってきます。この車両は今回のイベントで展示される予定なのですが、イベント前に営業列車として投入されていました。
また、部品購入の整理券も配布されていました。今回、この整理券を使って手書きの時刻表を購入しています。思ったより大きかったです。
しばらくするといよいよイベントが開始です。
今回の地元向けの目玉は1000系の車内見学です。
1000系の車内は東急時代と変わらないのですが、整理券後払い方式に対応し、運賃表示器・運賃箱・整理券箱が追加されています。
1000系は今回2編成が導入されています。今年度は3編成が導入される予定で、7200系を置き換えていくことになります。
また、5200系と7200系の並びの撮影が最大の目玉でした。こちらも元々東急の車両で、東急時代を再現する形で撮影会が行われました。
5200系と7200系は東急線内の様々な行き先を表示していました。また、東急で実際に使われていた急行板や快速板を駆使してさまざまなパターンを再現していました。全部紹介すると多いので一部だけピックアップします。
また、鉄道資料館も特別公開していました。ここでは上田電鉄の前身である「上田丸子電鉄」時代に運行していた各線についての資料が展示されています。現在は上田~別所温泉を走る別所線のみですが、かつては様々な路線を運行していました。詳しくは以下のページにまとめられています。
http://www11.ueda.ne.jp/~yuhji-1977/
別所線以外の路線は廃止となりましたが、別所線自体も決して状況は安泰ではなく、1970年代と2000年代前半に廃線の論議が行われています。東急から優先的に中古車両を割り当てられ、また起点の上田駅では新幹線と接続するなど比較的恵まれている環境にあるのですが、必ずしも乗客増には結び付いていないというのが現状です。
ここで下之郷の会場を離れ、別所温泉へ移動します。ここで乗車したのは7200系帯付きの車両です。
営業運転当初は帯の色が違ったのですが、現在では丸窓仕様の車両と同一配色の帯となっています。
別所温泉駅には元祖丸窓電車が展示されています。今回は車内を特別公開するということでやってきました。
この丸窓電車は東急の車両が渡ってくる前に走っていました。7200系どころか5200系よりも前に走っていた車両になります。上の写真を見ると側面の窓の一つが丸くなっていることがわかると思います。
丸窓電車の車内は過去の上田丸子電鉄・上田交通の資料が展示されていました。座席も一部だけ残っていましたが、状態はあまり良くないです。
また、反対側は快速板が掲げられていました。こちらもやはり「大井町行き」にしてほしかったのですが…
ここには元祖丸窓電車が2両連結されています。せっかく2両あるのですから、もう片方を整備して現役時代の雰囲気を味わえるようにしてほしいです。
別所温泉からは7200系丸窓カラー車に再び乗車。
こうしてみてみると元祖丸窓電車の雰囲気をできるだけ取り戻そうとし、また丸窓がきちんと再現されていることが分かります。
この列車に乗り、途中の神畑駅で下車。ここである列車を待ちます。
今回はイベントの一環で7200系が特別列車として走っていました。今回は「こどもの国行き」を再現した形となっています。できればヘッドマークも再現してほしかったのですが…。個人的には7200系のこどもの国線列車というと現在東急の事業用車として走っているアルミの7200系を思い出します。ちなみに、こんな感じの車両です。
http://miduho.sakura.ne.jp/tkk/etc2/7200_n.htm
反対側は快速板を取り付けつきみ野~大井町直通快速の再現を行っていました。行き先表示は「臨時」のままでしたが…
その後上田行きで上田へと戻り、新幹線で東京まで戻ってきました。
関連ブログ:
「うえだFMオアシス♪:丸窓祭り1日目」http://blogs.yahoo.co.jp/kankyou169/37638363.html
「季節の話題 (長野県内の市町村):2008 まるまど祭り」http://wingclub.blog.shinobi.jp/Entry/87/
「虹ブログ:長野へ中古車巡り」http://blog.livedoor.jp/rein_rein/archives/51080021.html
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