【乗車記録】北斗星 札幌→上野(2007/10/03)
2007年には北斗星にも乗車してきました。この列車はいつか乗ってみたいと思っていたので、北海道へ行くと確定した際にしっかり組み入れました。
このときは北海道で「ライラック」最終列車や「スーパーカムイ」の一番列車に乗ったり美幸線跡地を利用したトロッコに乗ったりしています。そして最後に「北斗星」で東京へ戻ったことになります。
このときは北海道で「ライラック」最終列車や「スーパーカムイ」の一番列車に乗ったり美幸線跡地を利用したトロッコに乗ったりしています。そして最後に「北斗星」で東京へ戻ったことになります。
寝台特急「北斗星」
この「北斗星」は青函トンネル開業と同時に上野~札幌で営業運転を開始し、個室寝台「ロイヤル」やフランス料理のフルコースを提供する食堂車が話題となった列車です。この「北斗星」は他の寝台特急列車へも大きな影響を与え、個室車両があらゆる列車に連結されたり大阪からの系統である「トワイライトエクスプレス」や新車を投入しさらにグレードを上げた「カシオペア」が登場したりしています。
当時の「北斗星」は2往復が走っており、JR北海道編成を使用した「1・2号」とJR東日本編成を使用した「3・4号」のが存在していました。このとき乗車したのはJR東日本の4号で、B寝台個室「ソロ」に乗車しました。2階だったこともあり、天井が低く何度も頭をぶつけたことを覚えています。
せっかく「北斗星」に乗車したので、食堂車も予約しました。とはいってもフランス料理ではなく和風御膳でしたが。このときは食堂車の予約は1人だけだったようで、パブタイムを待っている人に申し訳ないかなという感じでした。ちなみにパブタイムの時は結構利用者が多かったです。
かつては長距離列車には必ず付いていた食堂車ですが、現在は「北斗星」「カシオペア」「トワイライトエクスプレス」にしか連結されていません。なのでこれらの列車に乗ったら食堂車をぜひ体験してみましょう。ちなみにこのときは朝食も食堂車でとっていました。
食堂車後は個室内で夜の北海道を眺めたりしていました。室蘭の白鳥大橋はかなり印象に残りましたね。函館で機関車がED79に交換され、青函トンネルを通ります。このあたりで就寝。
就寝中に青森信号場でEF81に交換され上野へ向かいます。この青森信号場は青森駅の南方にあり、東北本線から津軽海峡線へ向かう列車がスイッチバックせずに行けるようになっています。この間睡眠中だったのですが、起床後も函館でスイッチバックしたままになっていたので、青森信号場を通ったことが確認されました。
ちなみにこのときの機関車はカシオペア塗装の車両でした。
起床後は食堂車で朝食、その後はロビーカーを楽しんでみました。この列車は全室ロビーカーとなっており、かなり広い空間を使えたことを覚えています。残念ながら現在は半室ロビーカーのみになってしまいましたが…。
東北本線の車窓を眺めたり、同じ列車に乗っていた人から飴をもらったりと楽しい時間を過ごしました。私は「寝台列車」といえば「ロビーカー」だと思っていたので、全室ロビー車に乗れた時はかなり嬉しかったです。このような車両が無くなってしまったのは非常に残念です…。現在の「北斗星」はソロが多い印象があるので、半室車ではなく全室車を残してほしかったですね。
また、せっかくなのでシャワーも浴びてしまいました。このシャワーはロビーカーに存在しており、6分間シャワーを浴びられます。食堂車で時間を予約してカードをもらう方式で、タオルを持っていない場合はタオルを買うこともできます。ちなみに食堂車では記念グッズも買えたりします。
ともあれ、列車は上野に到着。まだまだ乗り続けていたいなと思ったのはこのときが初めてです。山手線に乗り継いだら京浜東北線の線路を山手線が走っていたというおまけも付いていました。
その後北斗星は北海道新幹線の工事の関連で1往復に統合され、現在に至っています。北海道新幹線開業後に廃止の噂もありますが、一方で車内販売や食堂車でSuicaが使えるようになったりEF81機関車がEF510に置き換えられるという発表があったりと明るいニュースもあります。
「北斗星」「トワイライトエクスプレス」「カシオペア」は「客車」「寝台車」「食堂車」「機関車」といった文化を後世に引き継ぐという役割を持っているように思えます。そういう意味でも北海道新幹線開業後も走っていてほしいですね。その場合は急いでいる人は新幹線に任せ、寝台列車は「豪華列車」「乗ることを楽しむ列車」としての役割を担うことになるでしょう。
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当時の「北斗星」は2往復が走っており、JR北海道編成を使用した「1・2号」とJR東日本編成を使用した「3・4号」のが存在していました。このとき乗車したのはJR東日本の4号で、B寝台個室「ソロ」に乗車しました。2階だったこともあり、天井が低く何度も頭をぶつけたことを覚えています。
乗車したB寝台個室「ソロ」
せっかく「北斗星」に乗車したので、食堂車も予約しました。とはいってもフランス料理ではなく和風御膳でしたが。このときは食堂車の予約は1人だけだったようで、パブタイムを待っている人に申し訳ないかなという感じでした。ちなみにパブタイムの時は結構利用者が多かったです。
「北斗星」の食堂車
実際に北斗星で食べた和風御膳
かつては長距離列車には必ず付いていた食堂車ですが、現在は「北斗星」「カシオペア」「トワイライトエクスプレス」にしか連結されていません。なのでこれらの列車に乗ったら食堂車をぜひ体験してみましょう。ちなみにこのときは朝食も食堂車でとっていました。
食堂車後は個室内で夜の北海道を眺めたりしていました。室蘭の白鳥大橋はかなり印象に残りましたね。函館で機関車がED79に交換され、青函トンネルを通ります。このあたりで就寝。
就寝中に青森信号場でEF81に交換され上野へ向かいます。この青森信号場は青森駅の南方にあり、東北本線から津軽海峡線へ向かう列車がスイッチバックせずに行けるようになっています。この間睡眠中だったのですが、起床後も函館でスイッチバックしたままになっていたので、青森信号場を通ったことが確認されました。
ちなみにこのときの機関車はカシオペア塗装の車両でした。
カシオペア牽引機による「北斗星」
起床後は食堂車で朝食、その後はロビーカーを楽しんでみました。この列車は全室ロビーカーとなっており、かなり広い空間を使えたことを覚えています。残念ながら現在は半室ロビーカーのみになってしまいましたが…。
「北斗星」ロビーカー
「北斗星」ロビーカー車内
東北本線の車窓を眺めたり、同じ列車に乗っていた人から飴をもらったりと楽しい時間を過ごしました。私は「寝台列車」といえば「ロビーカー」だと思っていたので、全室ロビー車に乗れた時はかなり嬉しかったです。このような車両が無くなってしまったのは非常に残念です…。現在の「北斗星」はソロが多い印象があるので、半室車ではなく全室車を残してほしかったですね。
また、せっかくなのでシャワーも浴びてしまいました。このシャワーはロビーカーに存在しており、6分間シャワーを浴びられます。食堂車で時間を予約してカードをもらう方式で、タオルを持っていない場合はタオルを買うこともできます。ちなみに食堂車では記念グッズも買えたりします。
ともあれ、列車は上野に到着。まだまだ乗り続けていたいなと思ったのはこのときが初めてです。山手線に乗り継いだら京浜東北線の線路を山手線が走っていたというおまけも付いていました。
その後北斗星は北海道新幹線の工事の関連で1往復に統合され、現在に至っています。北海道新幹線開業後に廃止の噂もありますが、一方で車内販売や食堂車でSuicaが使えるようになったりEF81機関車がEF510に置き換えられるという発表があったりと明るいニュースもあります。
「北斗星」「トワイライトエクスプレス」「カシオペア」は「客車」「寝台車」「食堂車」「機関車」といった文化を後世に引き継ぐという役割を持っているように思えます。そういう意味でも北海道新幹線開業後も走っていてほしいですね。その場合は急いでいる人は新幹線に任せ、寝台列車は「豪華列車」「乗ることを楽しむ列車」としての役割を担うことになるでしょう。
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