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ダイヤ改正ツアーその3~3/15 なはあかつき・おおさか東線・地下鉄直通ロマンスカーMSE~

その2より続く

なは・あかつき

 引き続き「あかつき・なは」に乗車中です。岡山に到着するあたりで起床。寝台列車に乗るといつもだったら到着間近になって起きるものなのだが、廃止間近の列車になるとなぜかほとんど寝ずに起きてしまう。とはいっても5時間ほど睡眠は取っているのだが。
 この後はひたすら姫路→三宮→大阪→新大阪→京都と関西近郊区間を移動する。早朝ではあるが撮影する人が多い。私もソロ個室にいたりB寝台の通路側にいたりレガートシートにあるミニロビーに行ったりとあたふたしていた。大阪では銀河との顔合わせも。
 大阪を過ぎると「なは」「あかつき」の説明が放送で流れてきた。「なは」は山陽特急全盛期の昼行特急列車としてスタートし、山陽新幹線開業時に関西と鹿児島を結ぶ寝台列車に変わったという歴史を持つ。また、「あかつき」は朝鮮半島の特急列車として現在東海道新幹線の愛称となっている「ひかり」「のぞみ」とともに活躍、戦後は東京と大阪を結ぶ寝台急行列車として「銀河」とともに活躍した。東海道新幹線開業後は関西と九州を結ぶ列車として活躍するようになった。

 そして京都に到着。

京都ではあかつきの行き先が長崎になっていた。機関車の先頭に行こうとするが、やはり混雑しておりさほどの写真は撮れなかった。
2011年には九州新幹線の博多~新八代が開業予定で、新大阪と鹿児島中央の直通列車が走るようになる。また、長崎への新幹線や大分へのGCT直通の構想もあり、新大阪と九州各地を結ぶ新幹線は今後充実してくることが考えられる。それを考えると「なは」「あかつき」「彗星」に積極的に投資し、直通の鉄道旅客の実績を積んで九州新幹線、特に長崎ルートにつなげて欲しかったかなという気持ちはある。



京都から近鉄で奈良へ、そして奈良交通バスでJR奈良へ移動する。ここからは関西本線とおおさか東線・JR東西線を直通する「直通快速」という列車に乗車する。車両は223系だ。


今まで207系のみが走っていたJR東西線に223系が新たに加わった。JR東西線線内には追い越し線がないし、列車通過の際の列車風の問題もあるので、各駅に停車する。
また、おおさか東線内はノンストップで移動する。高井田中央に止めて大阪本町や臨海部への利便性を向上してもよかったんだけど。その代り放出は通過でもよかったかな。

現在は一日4往復と直通の本数は少ない。大和路線に使える223系の数が少ないからかな。今後大和路快速も223系に徐々に置き換わり、それに伴って直通快速の本数も増えると考えられる。尼崎に到着後は御幣島まで折り返し、ここで直通快速を撮影、その後バスで野田阪神→地下鉄で高井田と移動する。地下鉄の「高井田」と連絡するJRの駅は「高井田」ではなく「高井田中央」となる。


おおさか東線は学研都市線放出と大和路線久宝寺を結ぶ路線となっている。途中駅は高井田中央・JR河内永和・JR俊徳道・JR長瀬・新加美となっている。線内の各駅停車は201系で運転する。将来的には新大阪まで延び、連絡各線と新幹線を結ぶ路線として活躍する予定だ。
線内列車には開業記念のヘッドマークが付いていた。また、開業記念の入場券も販売されていた。




おおさか東線乗車後はSNS上で知り合った大阪在住の方と交流しつつ新大阪へ移動。新大阪からは新幹線で東京へ移動する。やはり3/15に運転開始した地下鉄=小田急直通ロマンスカー「MSE」に乗車するからだ。

小田急ロマンスカー自体は以前から新宿と箱根湯本を結んでいた。今回から新たに地下鉄千代田線に直通する仲間が加わった。

車内は木目調となっており落ち着いた雰囲気を演出しており、「特急列車」そのものである。このような列車が実際に地下鉄の中を走っているのである。千代田線内には追い越しのできる駅がないが、それでも遅さを感じさせない印象があった。今までは山手線の西側からは利便性が高かったが、今後は山手線の東側からも特急を利用できるようになり、着席サービスは大幅に向上する。
また、成城学園前にも停車するようになり、近距離からの着席需要にも応えられるようになった。

この列車は本厚木行きなので、本厚木で下車する。平日は大手町始発で本来の目的である「通勤客の着席」に使用されるほか、土休日は箱根湯本直通の列車が走ったり、霞が関から有楽町線に入り新木場へ向かう列車も不定期で設定される。

長かったダイヤ改正ツアーもここで終了。この後は家に戻るだけだ。

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Railway Land 日時 : ダイヤ改正ツアーその2~3/14 銀河・500系のぞみ・島原鉄道・なはあかつき~

Show preview
その1から続く急行銀河は引き続き東海道本線を走り続けます。起きた際に向かい側の客が「楽だけどスーツがよれよれになる」との感想。やはりこのあたりに夜行列車のビジネス利用の限界があったのかも。新幹線や飛行機が運航しない時間に走っているとはいえ、列車のスペースではどうしても狭くなってしまい、スーツをきれいに掛けるスペースが確保しづらいというのが問題だったのかもしれません。風呂も設置しづらい(夢空間は走らせるのにかなり苦労したらしいです)わけですからホテルでの宿泊に比べてどうしても汚らしくなってしまうわけですし。

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