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5/30 仙台~石巻間新ルート開業

5/30は仙台と石巻を結ぶ仙石線で最後まで運休していた高城町~陸前小野間が復旧し、同線が全線復旧となりました。これに伴い、途中の東名・野蒜の両駅が新ルートに変更されています。

また、同時に仙台~石巻間を塩釜まで東北本線を利用し高城町から仙石線に直通し従来の全線仙石線経由より早く結ぶ新ルートとなる「仙石東北ライン」が開業し、直通列車が運行を開始しました。

今回はこの2つをまとめて「仙台~石巻間新ルート開業」として扱っていきたいと思います。とはいっても乗車したのは仙石東北ルートだけであおば通~高城町の仙石線ルートには乗車していないんですけどね。



仙石東北ラインに使用される新型ハイブリッド車両



当日は東京駅から東北新幹線「はやて」に乗車し仙台へ向かい、仙石東北ラインの特別快速に乗車します。この特別快速は仙台~石巻で1時間を切る列車ですが、1日1往復のみの運行となります。



仙石東北ラインの案内表示

1日1往復の特別快速ということもあり車内はかなりの混雑。せっかく2両編成単位で組めるのですが、仙石線のホームが4両分しか停車できないので更なる増結はできないということなのでしょう。



特快石巻行き

車内は3ドアセミクロスシートですが、デッドスペースが結構ありますね。ハイブリッド車両だからでしょうか?東北本線側の701系も仙石線の205系もロングシートで運行されていますし、仙石線のホームも4両分なのでしたらロングシートにして少しでも定員を増やした方がよかったのかもしれません。



仙石東北用車両の車内はこうなっています。

石巻駅に到着すると「マンガッタンライナー」の出発式が行われていました。205系が石巻に入るのも久々なんですよね。全線復旧前は気動車が使われていました。
石巻からは仙台行きが2ルートできましたが、車両が全然違いますし、仙石線経由は「あおば通」が行先表示に入りますので、そんなに混乱は生じないのかもしれません。仙台側は発着ホームが違いますし。



マンガッタンライナー

その後石巻線に乗り換え女川も訪問。こちらも駅の場所が変更されています。3月の時点で復旧していたのですが今回が初訪問です。仙石線ついでに女川にも行く人がかなりいたようで車内はかなりの混雑でした。



女川駅

時間の都合ですぐに戻り石巻へ。駅前で行われていた全線復旧記念イベントを少し見物した後再び仙石東北ラインの列車へ。今度は東北本線に入って最初の駅である塩釜まで戻ります。



塩釜駅駅名表示

東北本線に一旦乗車し松島駅へ向かい仙石東北連絡線を見てみるも、道路が工事中で撮影はできませんでした。歩いて高城町へ向かい石巻行きの列車へ。



運賃表もこの通り

仙石東北快速は仙石線内途中ある程度こまめに停車しますが、停車しない駅もあります。一方東北線内は各駅にこまめに停車します。仙石線沿線の利便性を考えると東北線内をノンストップにして仙石線内は各駅にとまる列車があってもよいとは思いますが。あるいは途中で緩急接続するか。単線で1面2線の役ばかりなので難しいのかもしれませんが。

途中の東名・野蒜は新ルートになります。この列車は野蒜駅で行き違い停車があったので一旦降りて撮影しています。



野蒜駅での行き違い

石巻駅で折り返しの仙台行きに乗車し終了。仙台~石巻間の鉄道が復旧し、更に新ルートが開業したことで仙石線は新たなステージに進みました。
仙石東北ルートの列車が少ないことや仙石線内の各駅停車のみ停車駅の利便性の問題、仙石線ルートの快速がなくなったことによる速達性の問題などいろいろありますが、今後ダイヤに改良を重ねていくことでよりよいダイヤになって行くことでしょう。

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コメント

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やまい 日時 :

震災から無事復興して良かったな

sta311 日時 :

ですよね。町を見てもあちこちで工事が目立っていましたし、徐々ににぎわいを取り戻していくことでしょう。

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