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寝台特急「あけぼの」廃止へ

上野~青森を羽越本線・奥羽本線経由で運行してきた「あけぼの」ですが、今年度限りでの引退となるそうです。実際には来年3月のダイヤ改正で運転終了になると考えられます。
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/11/20131102t75005.htm

「あけぼの」は元々奥羽本線経由で上野~青森を結ぶ列車として登場。一方、羽越本線経由の寝台特急としては「出羽」「鳥海」といった列車が別に走っていました。1997年に「あけぼの」「鳥海」が統合され、現在の羽越本線経由の体制が確立されました。

その後、新幹線ではうまく結べない東北日本海側と上野を乗り換えなしで結ぶための列車として長年運行してきました。東北新幹線全線開業後も運行を続けましたが、「こまち」へのE6系投入や「いなほ」へのE653系投入により一区切りつけるということでしょうか。
秋田新幹線は盛岡から先は在来線ですから東京発を遅くし、秋田発を早めれば対秋田の需要はカバーできそうです。また、「いなほ」も新潟発を遅く、秋田発を早くするという形になるでしょう。

ともあれ、国鉄時代からの寝台特急、そして純粋な輸送力列車としての寝台特急はこの列車の運転終了で姿を消すことになります。
あとは豪華列車の道を開いた「トワイライト」「カシオペア」や中間的位置づけの「北斗星」「サンライズ」が残ることになります。これら4列車や急行である「はまなす」の今後にも注目したいところです。


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