ダイヤ改正特集-急行「きたぐに」
ダイヤ改正特集の第二弾は急行「きたぐに」です。こちらは追いかけるのが直前になってしまいましたが、ダイヤ改正直前にメインで行こうということになりました。
急行「きたぐに」
急行「きたぐに」は大阪と新潟を結ぶ急行列車です。ルーツをたどると「日本海」と同様の大阪~青森間急行列車にさかのぼります。その後需要の増加に伴い、速達運転をする寝台特急「日本海」と地域をきめ細かく結ぶ急行「きたぐに」に分割されました。
その後「きたぐに」は大阪~青森から大阪~新潟への短縮、583系への置き換えを経て現在に至っています。
こちらは12/31~1/1の年越しの際に密着してきました。その際の様子は別記事にまとめてあります。
http://skt-lab.com/railway/index.php?/archives/435-1231-11.html
年越し「きたぐに」
その後はなかなか注目していなかったのですが、ダイヤ改正直前にメインで見る列車として3/15~16、3/16~17の2回に分けて乗車することになりました。
まず3/15~16。このときは新潟→大阪で乗車しました。
新潟駅に停車する「きたぐに」
このときはB寝台車に乗車。基本的な配置は日本海のA寝台と同一ですが、3段式となっており上下が狭くなっています。
きたぐにB寝台車
今回は下段を確保しましたので、中段・上段と異なり窓は広く車窓が楽しめました。ただ、起きた時に天井が狭く大変でしたね。
今回は特別に車内販売も行われ、記念グッズや弁当の販売が行われました。私は事前にグッズをたくさん購入していたこともあり東京スカイツリー関連のお菓子+記念掛け紙という組み合わせを購入しています。
その後、この列車は富山駅で線路トラブルに巻き込まれたようで、かなり遅れての運転となります。目が覚めた時は敦賀のループ線のところにいましたね。その後関空特急「はるか」や新快速に抜かれたりしてさらに遅れますが、その分「きたぐに」を満喫できてかえってよかったです。
大阪に到着した「きたぐに」
「きたぐに」では車両によって座席車状態と寝台車状態を使い分けて運用しています。
きたぐに座席車
今回は座席車は混雑が予想されることから事前に並ぶ方式を採用。乗車してみると立ち客は出ていませんでした。ですが、車内は多くの人でにぎわっていましたね。一方京都などで下車する人なんかもいて寝るころにはそこそこ混雑は解消されています。
そして起きてみると直江津付近です。今回は臨時列車としてのスジに移行するということで、直江津駅で長時間の停車が行われました。その間に撮影する人も多かったです。
その後座席車でラストスパート。昼間使うのでしたらやはり天井の広い座席車の方が快適です。車窓もじっくりと楽しめましたね。新津から快速になり立ち客もちらほら。恐らく快速区間で乗り納めという人も多いことでしょう。
新潟到着直前に停止するというトラブルがあったものの、無事に到着。私はこの後E657系乗車のため上越新幹線で移動しますので、少し撮影して上越新幹線ホームへ急ぎます。
新潟駅に到着した「きたぐに」
「きたぐに」は今後「日本海」と同様臨時列車として運転されます。編成はB寝台車とグリーン車のみとなり、関西~新潟県を直行する人のための列車に徹することになります。
「日本海」に比べて運転日は多いですが、早めに乗っておいた方がいいでしょう。
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