5/27~28 381系「こうのとり」と北近畿方面の特急・快速列車
5/27~28は北近畿方面へ行ってきました。5月限りで運転を終了した381系の「こうのとり」や、3/12のダイヤ改正後の北近畿方面の特急の姿を見ておきたかったのです。
381系「こうのとり」
5/27は新幹線で新大阪へ向かい、381系「こうのとり」へ乗り継ぎ。一見すると183系と変わらなさそうですが、屋根上がすっきりしているのが相違点になります。
新大阪駅で出発を待つ381系「こうのとり」
豊岡からはキハ189系「はまかぜ」に乗車し鳥取へ。昨年11月より営業運転を開始しましたが、すっかり定着しましたね。
キハ189系「はまかぜ」
翌日は鳥取と豊岡を結ぶ快速列車「山陰海岸ジオライナー」に乗車します。車両は鳥取~米子~益田間で快速に使用されているキハ126です。
山陰海岸ジオライナー
この列車は土曜休日のみの運転で特急の少ない城崎温泉~鳥取間をカバーします。終点の豊岡では特急列車と接続し、京都・大阪方面への利便性も図られています。途中では車内放送による観光案内も入っており、この列車に対する力の入れようが伺えます。
豊岡駅ではダイヤ改正で運用を終えた183系の一部が留置されていました。近いうちに廃車解体されるものと考えられます。
ダイヤ改正で運用を終えた183系
豊岡から北近畿タンゴ鉄道に入ります。乗車するのは線内特急としてデビューした「たんごリレー」号。車両はタンゴディスカバリーのものになります。
たんごリレー行先表示
列車名は新しくなりましたが、車両は従来北近畿タンゴ鉄道内で運用されていたものと変わらないので、新しい特急という実感があまり湧きません。また、指定席車と自由席車があったのですが、指定席はガラガラでしたし、乗車距離も短いと考えられますので、全車自由席でもよかったかなと。
途中の野田川ではタンゴエクスプローラー車両ともすれ違っています。そちらは大阪直通がなくなり線内の特急運用に徹しています。
タンゴディスカバリー車両は特急「はしだて」のうち、非電化区間に入る運用にも使用されています。従来は「タンゴディスカバリー」の名称で運用されていましたが、愛称の統合により「はしだて」に統一されました。
タンゴディスカバリー車両による「はしだて」
福知山からは新型車両である287系を使用した特急「はしだて」を利用し京都駅へ戻ります。
福知山駅で顔を合わせる287系と381系
途中の綾部駅で舞鶴線からの特急「まいづる」との連結が行われます。この光景は183系時代と変わらないですね。ただ、貫通扉の開閉が自動化されており、要員が削減されています。
貫通扉を開けた287系
そして京都駅に到着しました。古い特急車両が多かった北近畿方面もいろいろと改善が図られています。6/1からは287系が追加投入され、「こうのとり」も新型車両運用が多くなっています。北陸新幹線の金沢開業時には「はくたか」に使用されている681系が転用され、古い車両は一掃されることでしょう。
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