Railway Land

2/25は夜遅い時間帯の「あさま」に乗車し長野へ。当日定期運用を離脱する2000系D編成を使った特急列車を撮影しました。このD編成は1990年まで使用されていた「りんご色」に戻され活躍してきました。そして、この列車が2000系D編成を使った最後の定期運用の特急になります。
この列車を撮影した後は長野駅前のホテルに宿泊。翌日はスノーモンキー営業運転記念特急券を購入し、長野駅のホームに向かいます。

すると、製造当初のマルーン色に塗られた2000系A編成が特急運用に入っていました。須坂まではこの列車が運転しますが、須坂駅で車両交換があるため行先表示は「湯田中」になっています。

この列車は既に定期運用を外れ、貸し切り列車を中心に運転を行っていますが、今回は「スノーモンキー」の露払い列車として特急運用についていました。

この列車に乗って須坂へ向かいます。2000系に気軽に乗れるのもこの時が最後になりますね。そして須坂で2100系「スノーモンキー」に乗り換えです。車内は相当な混雑です。

そして湯田中駅では開業記念式典が開催されていましたので、そちらを見学し列車を見送ります。
その後は湯田中で時間をつぶし、小布施までこの列車に乗車です。
小田急ロマンスカー10000系「HiSE」を譲り受けた1000系「ゆけむり」です。この車両は以前から運転されていますが、スノーモンキー導入後も引き続き運用されます。この列車では展望席に座りました。

小布施では古い車両の展示があったので見学。ただ、保存状態があまり良くないですね。そうこうしているうちに2100系「スノーモンキー」がやってきました。

乗車直後車内で特急券と記念グッズを購入。すると乗車証明書がもらえました。車内は「成田エクスプレス」時代そのままでしたね。1号車が個室とリクライニングシート、2・3号車が固定シートの形です。個室だけ指定席で後は特急料金さえ払えば自由に座れます。

一方でトイレや乗務員室は閉鎖されたままになっており、電話スペースも撤去跡がそのままです。このあたり改造にお金が掛けられなかったのかなという印象がありますね。元々利用者がさほどいるわけでもないのでこれで十分なのかもしれませんが、車内は結構立っている人もいたので…。

湯田中で折り返し長野まで乗車し、今回は終了です。長野電鉄の新しい顔として活躍する2100系「スノーモンキー」。個室があったり普通車でも中央が向かい合わせになっていたりとグループ客向けの車両と言えそうです。空港特急時代そのままの荷物スペースはスキー客や登山客に喜ばれることでしょう。