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8両編成になった500系のぞみについて

 N700系の投入によって8両編成への短縮による「こだま」への投入が発表されている500系新幹線車両についての情報です。先日「新幹線 EXPLORER Vol.7」という本を購入したところ、以下の情報が記載されていました。



編成は、1号車から順番に
521-526-527-528-525-526-527-522
の8両の構成になります。番号は7000番台となります。

 このうち、6号車は普通車なのですが、グリーン車からの改造車両でシートがグリーン車時代と同じ2+2となっており、指定席車として使われるようです。それ以外の車両は2+3の配置のままで、自由席となることが予想されます。6号車の2+2シートは基本はグリーン車の椅子をそのまま流用しているのですが、フットレストや読書灯・オーディオ操作パネルの撤去、蛍光灯や床敷物の普通車仕様への変更などが行われています。

 車内は全車禁煙となり、喫煙ルームが3・7号車に設置されます。編成番号のアルファベットは16両編成が「W」だったのに対し「V」となります。パンタグラフは2・7号車に設置され、特徴だったT字型のものではなく新開発のシングルアーム式になり、パンタカバーも新設計のものとなっています。塗装は16両時代のまま変わっていません。

 今回は5編成が16両編成から8両編成への改造対象となり、山陽新幹線に残る0系を置き換えます。16両のうちグリーン車1両と普通車7両の計8両が改造対象となり、残りの8両は解体となります。現在、W3編成がV3編成となり試運転を実施中、W5編成が改造中です。4編成は今後も16両のまま残り、2往復残された東京直通の「のぞみ」と臨時列車に使用されます。
 山陽こだまの0系は今後引退しますが、さらに100系山陽こだまの置き換えも考えられています。そうなると残る500系も8両化されそうです。また、九州新幹線開業後はレールスター用の8両編成の700系も「こだま」への使用も予定されています。山陽新幹線を走る車両は大幅に変わりそうです。

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