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3/11 新聞輸送列車

3/11は「北陸」「能登」の前に総武線を走る新聞輸送列車の撮影も行っています。この新聞輸送列車は両国から房総各地へ夕刊を配達するための列車で、1986年の荷物輸送廃止後も例外として残っていました。
総武線新聞輸送列車



この列車は両国駅から出るので、両国駅へ向かいます。現在はただの総武線各駅停車の中間駅で、新宿直通の総武線関連特急列車も通過しますが、1972年に東京地下ホームが開業するまでは千葉県方面へのターミナルとして機能していました。その名残として、また新聞輸送列車用のホームとして3番線ホームが存在しています。かつては5番線までホームが存在し、現在は保線用スペースとして使われています。
両国駅3番線ホーム

新聞輸送が終了したことでこのホームを発着する定期運用列車が消滅することになり、この用地を今後どうするのかという問題も起こっています。駅と直結しておりそれなりの土地面積を持っていることから、何らかの動きはありそうです。

しばらく待つと、新聞輸送列車が到着します。この日は湘南色・横須賀色の混結編成となっていました。113系が209系に置き換えられているということもあり、湘南色のリバイバルが行われていますが、そのリバイバル列車がやってきたことになります。
両国駅に入線した湘南色113系

湘南色と横須賀色の連結

その後錦糸町駅に移動しそちらでは走行風景の撮影を行いました。
錦糸町駅から房総方面へ向かう新聞輸送列車

荷物列車はかつて日本全国に走っていましたが、トラック輸送の発達で廃止が進みました。1986年以降は新聞輸送の他には新幹線を利用する「レールゴーサービス」、寝台特急の荷物スペースを活用した「ブルートレイン便」のみとなっていました。これらも整理が進んでいます。

荷物専用列車は1986年以降この新聞輸送列車のみになっていました。新聞輸送列車の終了は荷物専用列車の終了ということでもあります。今後も一部の路線で駅売店向けの新聞の輸送が旅客列車を使って行われていきますが、あくまでも旅客輸送の一部という扱いとなります。

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