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JR西が新しいタイプの長距離列車の開発へ

クルージングトレインとして「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」を運行開始する予定のJR西ですが、それとは別に新たに長距離列車を設定すると発表されました。
http://toyokeizai.net/articles/-/147323



瑞風よりも気軽に乗れる「サンライズ出雲」




瑞風よりも安い料金で豪華列車を楽しめた「トワイライトエクスプレス」


こちらの列車は瑞風よりも気軽に利用できる列車になるとのことです。まだ検討が始まったばかりの段階で電車にするか気動車にするか、座席車にするか寝台車にするなど今後検討していくとのことです。

JR西は寝台列車として「サンライズエクスプレス」を所有しており、こちらが既に「瑞風よりも気軽に利用できる寝台列車」として機能しています。こちらは車両が新しくリニューアルされているものの、夜行列車が削減されていく中で料金体系的にイレギュラーな存在になっています。また、記者会見でも「サンライズ出雲のノビノビ座席のようなカーペット式の設備にする可能性もある」という話が出ています。このことから、サンライズを発展解消する形で設定することが考えられそうです。

この場合、列車の愛称は瑞風と同様のパターンで「SUNRISE EXPRESS ○○」という形になり、塗装は現在のサンライズと同様になることが考えられます。またその場合運行区間も出雲市方面になるでしょう。但し、「まずはJR西管内」ということから、発着駅は東京にはならず、新幹線と接続する京都とか、外国人観光客を想定し関西空港とかになると考えられます。販売もみどりの窓口で売る形ではなくツアー形式で販売するということになりそうです。

また、ななつ星の車両デザインを担当する水戸岡鋭治氏は以前からそれとは別にファミリー向けの寝台列車を運行する構想を持っており、それを具現化することでJR九州でもJR西の構想と同様のものが作られるでしょう。また、JR東も四季島とは別に「カシオペア」車両をそのまま利用した列車を設定すれば同様のものが具現化できそうです。

どのような車両が登場し、どの区間で運行されるのでしょうか。楽しみですね。