Skip to content

2015年ブルーリボン賞・ローレル賞受賞車両

2015年のブルーリボン賞・ローレル賞受賞車両が発表されました。
http://www.tetsudo.com/news/1334/
http://www.jrc.gr.jp/award/bl/bl2015.htm



ブルーリボン賞を受賞した北陸新幹線E7系


ブルーリボン賞は北陸新幹線のE7・W7系となりました。E7系の運転開始が2014年である一方、W7系の運転開始は2015年と異なりますが、両形式ともに使用はほぼ共通ですので一括しての受賞となりました。

ローレル賞は蓄電池車のEV-E301系と箱根登山鉄道の3000形となります。
EV-E301は蓄電池を採用した初の営業車両ということでの受賞という形になります。ローレル賞は最近目新しい技術を投入した車両に送られる傾向があります。

一方で箱根登山3000形の受賞は意外でしたね。箱根は大涌谷の噴火の影響による観光客の減少もあり、今回のローレル賞受賞で話題を集められればといったところでしょうか。

来年はどんな車両が受賞するのでしょうか?北陸新幹線用車両は今年受賞してしまいましたし、今年は各社を見ても目新しい車両がないように思えますが。

京都鉄道博物館の収蔵車両が発表に

2016年にオープンする予定の京都鉄道博物館ですが、展示車両が発表になりました。
http://www.mtm.or.jp/kyoto/vehicle/
http://www.mtm.or.jp/kyoto/vehicle/list/

展示車両を見てみると、従来の蒸気機関車館の扇型車庫はそのまま残され、展示されていた蒸気機関車はそのまま扇型車庫で保存されるようです。また、既に発表されていた500系と583系と489系が並んでいた光景もそのままになり、交通科学博物館で展示されていた車両もかなりの数展示される予定になっています。

ただ、100系新幹線が先頭車のみの展示となり、食堂車が展示されないことやトワイライトエクスプレスが京都駅上家と引込線の2つに分断されて展示されるのはどうかなという気がします。

一方、引き込み線を使って現役車両等も展示する予定なのだとか。だとすればトワイライトは駅上家にまとめて展示し、引き込み線は動くSL+旧型客車という形にしてもよかったような気がします。スペースの関係でこうなったのでしょうが。

新潟・秋田に電気式気動車導入へ

JR東の新潟・秋田エリアに電気式気動車が投入されることが発表されました。
http://trafficnews.jp/post/40258/
http://news.mynavi.jp/news/2015/05/19/418/
http://www.jreast.co.jp/press/2015/20150510.pdf

新潟には2017~2019年度、秋田には2020年度に投入される予定になっています。JR東は電化路線の比重が高く、電車と共通の技術と共通化の図れる電気式気動車の投入はかなりの効果を発揮しそうです。また、公募調達で海外からの企業参加も目指していくそうで、電気式気動車の発達した海外の技術を取り入れる狙いもありそうです。

果たしてどのような車両になるのでしょうか?走行音も従来の気動車とは異なると考えられますし、楽しみです。一方でキハ40が一気に置き換えられることになりそうで、そちらにも注目が集まって行くことでしょう。