Skip to content

北陸新幹線開業ダイヤと接続在来線の運行計画発表


北陸新幹線の開業が3/14と発表され、それに伴い開業時のダイヤや接続在来線の運行計画が発表されました。
http://www.tetsudo.com/news/1143/
http://www.westjr.co.jp/press/article/2014/08/page_6073.html
http://response.jp/article/2014/08/27/230902.html

北陸新幹線については途中大宮・長野・富山(一部上野)のみに停車する「かがやき」が10往復、上越妙高から各駅に停車する「はくたか」が14往復、富山~金沢のみを走る「つるぎ」が18往復、長野までの「あさま」が16往復という形になります。それ以外に長野~金沢の「はくたか」が1往復運行され、恐らく長野発早朝・金沢発夜間に運行されると予想されます。

ダイヤパターンとしては「かがやき」「はくたか」「つるぎ」「あさま」がそれぞれ1時間に1本運行されると考えられます。あさまは高崎~長野は各駅停車が原則になると予想され、はくたかも高崎・軽井沢・飯山に停車する列車が主体になると考えられます。

東京~富山は2時間8分ですが、260km/h制限が解決すれば1時間台で結べる可能性がありますし、上野~富山の1時間台は今後の状況次第で実現する可能性が高いと考えられます。

在来線については「はくたか」「北越」の運行が終了になるほか、並行区間の特急が姿を消します。一方で新潟~上越妙高・新井にE653系特急「しらゆき」が5往復運行、金沢~和倉温泉間の特急(「能登」?)が5往復運行、金沢~福井間の特急(「雷鳥」?)が3往復運行される予定です。また、快速も新潟~新井・糸魚川間に運行されますが、「くびき野」という愛称はなくなる予定です。

金沢で接続する特急は681・683系の使用と予想され、快速に関しては新井系統に関しては近郊型が使われるでしょうが交流区間に入る糸魚川系統はどうなるか不明です。

北陸新幹線の開業が3/14と発表されたことで、上野東京ラインの開業やトワイライトエクスプレスの運行終了も同時に行われると予想されます。
今度の改正は東・西が主役になりそうですが、青函トンネルのダイヤ調整の絡みで北海道も若干動くかもしれません。




モノレールも東京駅へ


JRが羽田空港への路線を検討するなど色々と話題になっている羽田空港への路線。その中で位置付けが中途半端になると思われていた東京モノレールですが、東京駅への延伸が検討されることになりました。
http://www.asahi.com/articles/ASG8N5KK2G8NUTIL02T.html

これは浜松町駅からJR在来線西側直上を通り、東京駅南側の東海道本線直上に設置する計画になります。東京駅に延ばすにあたっては直上を通るということでJR東の協力がいることになります。一方でJR東は独自に羽田空港へ伸ばす構想もあり、そちらとバッティングすることが最大の問題でしょう。

各線との直通という観点からはJR新線が圧倒的に有利で、東京駅経由の新線計画を持つ京急陣営も捨てがたいですが、建設費用はモノレールの方が安くなりますし、東京駅で確実に着席できることになります。

当面は東京駅へはモノレールを延ばすこととし、京急は品川・神奈川・京成沿線方面、JRは山手線西側・北関東・京葉線方面といった住み分けを行うのがベストといえそうです。

その場合はJR新線は新宿・新木場方面のみとなり山手線東側はモノレールが担当する形になり押上~東京~品川の新線は建設しないことになります。

東急も蒲田駅から京急蒲田方面へ向かい京急と接続する構想を持っており、羽田空港周辺は様々な鉄道路線の話が出てきました。これらのうちどの路線が建設されるのかというのが見ものになってきそうです。