投稿者 sta311 日時
以前から言われていた「いなほ」へのE653系投入ですが、正式に発表がありました。
http://www.jrniigata.co.jp/press/20130626e653.pdf
車両は1000番台になり、7両編成8本が投入されます。塗装が変わるほか、1号車がグリーン車になるなどの変更があります。485系は6両編成なので座席数が増えることになります。
新たに改造されるグリーン車は2+1配置になるほか各席にパーテーションを設置、さらにラウンジスペースが設置されるなどかなり意欲的なものになっています。
2013年秋ごろから順次投入され、485系を置き換えていくことになります。恐らく来年春のダイヤ改正には全車がE653系になると考えられます。廃車になるのは1000番台になると考えられます。3000番台は引き続き「北越」「くびき野」に使われ、北陸新幹線金沢開業まで活躍するでしょう。
2015年開業予定の北陸新幹線長野~金沢間ですが、その間に設けられる駅の名称が発表されました。
http://www.asahi.com/business/update/0607/OSK201306070031.html駅名は長野から順に
長野~飯山~
上越妙高~糸魚川~
黒部宇奈月温泉~
新高岡~金沢
となります。太字が今回新たに名称が発表された駅になります。
上越妙高駅は信越本線の脇野田駅と接続し、信越本線(開業時は「えちごトキめき鉄道」になりますが)の駅の名称も変更されると思われます。また、黒部宇奈月温泉・新高岡駅はそれぞれ富山地方鉄道・城端線にも駅が併設されます。
駅名も発表され、北陸新幹線開業がいよいよ見えてきました。開業が待ち遠しいですね。
JR九州の「ななつ星」に次ぐクルーズ列車がJR東日本から登場することになりました。
http://www.jreast.co.jp/press/2013/20130603.pdfhttp://www.tetsudo.com/news/834/今回の発表は概要的なものだけになっています。10両の専用編成で食堂車やラウンジを用意するほか、1両あたり2~3室のスイートルームを2クラス提供するという形になります。ですが、列車イメージを出しているだけで実際の車両がどうなるかについてはまだわかりません。
車両は動力分散式で電化区間は通常の架線式の電車として、非電化区間はエンジンからの発電による電気式気動車として走れる「EDC」という形を採っています。この発表では車内よりもこちらの方が注目されることで、これがうまくいけば他の電化区間~非電化区間直通の列車にも応用されるかもしれません。蓄電池車と異なり非電化区間でも発電しますので走行できる距離の制限は減りますし。
具体的なものがまとまってきたら再度発表という形になりそうですね。