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JRグループ2013年3月16日ダイヤ改正


昨日は来年3月16日に行われる予定のJRグループダイヤ改正の発表がありました。
http://www.tetsudo.com/news/781/

JR東日本:http://www.jreast.co.jp/press/2012/20121215.pdf
秋田支社:http://www.jreast.co.jp/akita/press/pdf/20121221.pdf
長野支社:http://www.jreast.co.jp/nagano/pdf/121221.pdf
新潟支社:http://www.jrniigata.co.jp/press/201212212013daiyakaisei.pdf
仙台支社:http://www.jr-sendai.com/wp-content/uploads/2012/12/press_20121221-201303.pdf
高崎支社:http://www.jreast.co.jp/takasaki/news/docs/2013schedule.pdf
千葉支社:http://www.jrchiba.jp/news/pdf/2012121daiyakaisei.pdf
八王子支社:http://www.jreast.co.jp/hachioji/info/20121221/20121221_info02.pdf

JR東海:http://jr-central.co.jp/news/release/nws001133.html
JR西日本:http://www.westjr.co.jp/press/article/2012/12/page_3055.html
JR四国:http://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/12-12-21/01.htm
JR九州:http://p.tl/uddKJR貨物:http://www.jrfreight.co.jp/common/pdf/news/201212daiya.pdf

既にE6系「スーパーこまち」の運用開始が発表され、200系新幹線の引退も予想されその通りになりました。それ以外にもJR西日本の183系やセントラルライナー・JR東海の117系、JR東日本の123系・千葉県の211系も引退することになります。
一方で高崎線の211系や新潟の485系は引き続き活躍するみたいですね。651系やE653系は常磐特急からは撤退しますが、転用先での運用開始はまだ先になりそうです。
寝台特急も今回は変化はありませんね。北海道新幹線の試運転が始まるころには動きがありそうですが、それはまだということなのでしょう。

E6系「スーパーこまち」は4往復が運用され、連結される列車は「はやぶさ」という名称で300km/h運転を行います。一方「はやぶさ」単独の列車は320km/h運転を行い、東京~新青森を2時間59分で結びます。

中央本線の名古屋側ではセントラルライナーは運用終了しますが、その分料金不要の快速が増発される予定です。関西では新快速の12両編成が拡大され、「くろしお」系統の287系運用が増えます。
災害運休区間では常磐線浜吉田~亘理間と石巻線渡波~浦宿間が運転を再開します。九州の豊肥本線も含め残る区間の再開も待たれるところです。

首都圏の一般列車では京葉線の朝ラッシュ時の快速の各駅停車化、武蔵野線~京葉線直通列車の各駅停車化が目立ちます。越中島・潮見・葛西臨海公園の各駅は23区内であるにもかかわらず日中は15分おき、その一方で武蔵野線直通は通過駅が3駅のみにもかかわらず快速運転という状況が続いていたので、これら3駅の利便性は大幅に上がりそうです。
一方で朝ラッシュ時は全列車各駅停車になりますし、日中も二俣新町より先は本数が減りそうなので、二俣新町・新習志野・検見川浜・稲毛海岸・千葉みなとの利用者は不便になりそうです。武蔵野線から海浜幕張や蘇我までの直通を増やすなり通勤快速を海浜幕張に停車させるなりのフォローが欲しかったところです。

また、中央線特別快速が増発され、新宿~八王子間の所要時間が3分短縮されます。増発と最高速度向上なら所要時間を短縮するより吉祥寺・西国分寺に停車させた方が良かった気もしますけどね。

湘南新宿ラインは浦和駅にホームが設けられ、湘南新宿ライン全列車と東武直通特急が浦和駅に新規停車します。

とりあえずざっとこの辺りでしょうか。当日は副都心線~東横線直通も重なり、かなり盛りだくさんになりそうです。



JR西日本の183系が引退へ

「こうのとり」「きのさき」「はしだて」で活躍してきたJR西日本の183系ですが、来年3月のダイヤ改正で引退することになりました。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121218-OYT1T00313.htm

JR西日本の183系
JR西日本の183系は485系から交流用の設備を撤去した車両で、一見すると485系と変わらない見た目になっています。「北近畿」で福知山線・山陰本線での活躍を開始したときには485系での運用ですが、交流機器のメンテナンス費用の問題もあり183系に改造したものになります。

その後、287系の登場や381系の転用により数を減らし、次回のダイヤ改正で引退すると発表されました。福知山線・山陰本線系統の電車特急は今後287系・381系により運用され、北陸新幹線開業後に681・683系が転用され381系が置き換えられると考えられます。

いよいよ来年春のダイヤ改正関連の報道も出てきました。もうすぐ発表という時期なので、報道が遅いかなという印象もありますが…。


「オレンジカード」販売終了へ

長年親しまれてきたJRグループ共通の切符購入用カード「オレンジカード」ですが、来年3月末で販売を終了することが発表されました。
http://www.tetsudo.com/news/775/
http://www.westjr.co.jp/press/article/2012/12/page_2950.html
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121204-00000549-san-bus_all

オレンジカードは国鉄末期の1985年に発売開始。その後、さまざまなカードが発売されていきました。その後、iOカードやJスルーカードといった改札に直接入れられるカード、SuicaやICOCAのようなICカードへと発展していきますが、JR全車で共通に使える唯一のプリペイドカードとして生き残っていきました。

近年はSuicaやICOCAの普及に伴い次第に販売数を減らしており、JR東日本などでは発売する駅を大幅に減らしていましたが、地方ではICカードが使えないこと、またJR北海道や四国では増収策として積極的に新しいオレンジカードを発売していることから、長い間にわたって残り続けてきました。

ですが、JR四国も12月限りで新規カードの発売を終了し、また6社全てでICカードが使えるようになり相互利用もできるようになってきていることから、来年3月までの発売となったものです。

発売終了後も引き続きオレンジカードは使用できますが、使用そのものの終了もそう遠くはないでしょう。今後はICカードの使えない地方に対する対応が必要になってくるかと思います。ICカードのエリア外でも券売機のみ使えるようにするなどの策もありますので、そのようなフォローをやってほしいものです。