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「オレンジカード」販売終了へ

長年親しまれてきたJRグループ共通の切符購入用カード「オレンジカード」ですが、来年3月末で販売を終了することが発表されました。
http://www.tetsudo.com/news/775/
http://www.westjr.co.jp/press/article/2012/12/page_2950.html
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121204-00000549-san-bus_all

オレンジカードは国鉄末期の1985年に発売開始。その後、さまざまなカードが発売されていきました。その後、iOカードやJスルーカードといった改札に直接入れられるカード、SuicaやICOCAのようなICカードへと発展していきますが、JR全車で共通に使える唯一のプリペイドカードとして生き残っていきました。

近年はSuicaやICOCAの普及に伴い次第に販売数を減らしており、JR東日本などでは発売する駅を大幅に減らしていましたが、地方ではICカードが使えないこと、またJR北海道や四国では増収策として積極的に新しいオレンジカードを発売していることから、長い間にわたって残り続けてきました。

ですが、JR四国も12月限りで新規カードの発売を終了し、また6社全てでICカードが使えるようになり相互利用もできるようになってきていることから、来年3月までの発売となったものです。

発売終了後も引き続きオレンジカードは使用できますが、使用そのものの終了もそう遠くはないでしょう。今後はICカードの使えない地方に対する対応が必要になってくるかと思います。ICカードのエリア外でも券売機のみ使えるようにするなどの策もありますので、そのようなフォローをやってほしいものです。