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2012年ブルーリボン賞・ローレル賞発表

毎年恒例のブルーリボン賞・ローレル賞が今年も発表されました。
http://rail.hobidas.com/news/info/article/132516.html
http://www.jrc.gr.jp/award/bl/index.htm

今年のブルーリボン賞は東北新幹線のE5系、ローレル賞はJR貨物のHD300になります。

2011年は新幹線が注目された年でした。九州新幹線のN700系7000・8000番台は今回の選定車両には選ばれておらず、またベースとなるN700系が既に受賞していますので、E5系の受賞は当然の流れともいえるでしょう。
JR東海や西日本の新幹線車両がブルーリボン賞・ローレル賞を多く受賞しているのに対し、JR東日本の新幹線車両はなかなか受賞機会に恵まれなかったのですが、ようやくブルーリボン賞を受賞した形になります。

また、ローレル賞にはJR貨物の新型入換機関車HD300が受賞しました。入換用ということで非常に目立たない存在ではあるのですが、ハイブリッド方式にすることでCO2の削減や騒音の低減が行われるということで、「人気はないけどコンセプトが卓越している」というローレル賞の趣旨に最も適合した車両といえます。

とりあえず、おめでとうございます。


九州クルーズトレイン「ななつ星 in 九州」詳細発表


以前から話題になっていたJR九州のクルーズトレインの詳細が発表され、特設ページも設置されました。
http://www.jrkyushu.co.jp/cruisetrain/index.html
http://www.tetsudo.com/news/739/
http://www.kqtrain.net/a-blog/index.php?ID=3386

愛称は「ななつ星 in 九州」。客室はDXスイートが2タイプ1部屋ずつ、スイートが12部屋を予定しているそうです。カシオペアの「カシオペアスイート」やトワイライトエクスプレスの「スイート」と同様、DXスイートは後方展望型とそうでないものに分かれるのでしょうか。

それ以外にもラウンジカーやダイニングカーが設置され、まさに「クルーズを楽しむための列車」としての形が整えられていると言えます。列車内では昼間はティータイム、夜はピアノ演奏やマジックショーなどが開催されるのだとか。

コースは以前発表された3泊4日のコースに加え、1泊2日のコースも設定されます。どちらも列車内宿泊が含まれており、中でも3泊4日コースでは日向灘の日の出を見られるという、夜行列車の神髄ともいうべき楽しみ方ができるものになります。
1泊2日コースは3泊4日よりも気軽に楽しめるでしょうが、それでもかなりの高額になりそうです。

運行開始は2013年10月を予定しており、その1年前から各旅行会社で予約が開始されます。料金は1泊2日が15万円~22万円、3泊4日が38万円~50万円とされており、文字通りの「高嶺の花」となりそうですね。でも、一生に一度でいいから乗ってみたいな…。






西武が6/30にダイヤ改正


西武が6/30にダイヤ改正を行うとのことです。
http://rail.hobidas.com/news/info/article/132428.html
http://www.seibu-group.co.jp/railways/news/news-release/2012/__icsFiles/afieldfile/2012/05/21/20120521daiyakaisei.pdf
http://www.kqtrain.net/a-blog/index.php?ID=3378

今回のダイヤ改正は池袋線の練馬高野台~石神井公園間の上り線の複々線化完成と引き上げ線設置によるもので、それに伴い練馬高野台折り返しの列車の石神井公園への延長が行われます。急行が停車する駅まで直通することで、遠方から有楽町・副都心線への利用客が使いやすくなります。

ですが、今回大幅に変わるのは新宿線の方で、こちらは拝島快速・快速急行が廃止され日中は急行6本・各駅停車6本のわかりやすいダイヤになります。
拝島線内で通過してもあまり意味がないと思っていたので拝島快速の廃止はそんなに問題はないですが、快速急行がなくなることで新所沢より先からの利便性は下がりそうです。高田馬場~田無ノンストップというのも捨てがたいと思っていましたし。

このダイヤにするのであれば急行・各駅停車ともに本川越・拝島まで行くようにして小平で両方面の相互接続を取った方がいい気がしますが…。





箱根登山鉄道に新型車両導入

箱根登山鉄道に新型車両「3000形」が投入されることが発表されました。
http://rail.hobidas.com/news/info/article/132351.html
http://www.odakyu.jp/program/info/data.info/7133_3445553_.pdf

この車両はVSE・MSEを手掛けた岡部氏のデザインによる車両となり、展望窓の設置や側面窓の大型化など眺望を楽しめる車両となります。
両運転台式の車両2両が製造され、2000形と連結され3両編成での運転が主体となり、繁忙期には全列車3両編成での運転となる予定だそうです。となるとこの車両の製造による廃車は出ないのではと考えられます。

この3000形、現在ではラフスケッチのみが描かれており具体的な塗装やインテリアは出ていないのですが、2013年10月に製造され、2014年4月に営業運転を開始するそうです。どのような車両として出てくるか楽しみですね。