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北陸新幹線E7系

2014年度末の北陸新幹線長野~金沢間開業に合わせて投入される車両の概要が出てきました。
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20111213k0000e040231000c.html
形式名は東北新幹線に投入されるE5系、秋田新幹線に投入予定のE6系に次ぐ「E7系」となります。既に基本設計に着手しており、来年夏までに試作車を完成させるとのことです。

この車両は最新設計のE5系ではなく、既に東京~長野間で運用されているE2系をベースにしたものとなります。このため、座席定員はE5系よりも多くなると思われます。一方で最高速度は275km/hにとどまると考えられます。

最大の相違点はE2系よりもモーターを強化し、急勾配区間でも200km/hで運転できるようになるとのことです。また、トンネルが多いという特性にも配慮し、トンネル突入時の微気圧波を抑えるデザインに変更されるそうです。

E7系は10両編成で投入されるとのことです。営業区間が東北新幹線に比べて短く、また急勾配区間を多く抱えることから、最高速度そのものよりも勾配区間での速度向上に力を入れた車両となりそうです。

一方で上越~金沢を管轄する予定のJR西日本側はどのような車両を投入するのかも気になります。E7系のJR西日本版を投入するのか、九州新幹線乗り入れ車両と同様N700系ベースの車両になるのか、はたまた独自設計の車両になるのか…。