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八戸線の復旧は2012年春

新幹線や内陸部の在来線が復旧した後も三陸海岸部の路線は運休が続いていますが、そのうち八戸線が2012年春の全線復旧の目途を立てたとのことです。
http://www.j-cast.com/2011/07/29102864.html

八戸線は現在八戸~階上間で運転を再開しており、階上~種市間が8/8に営業運転を再開する予定です。
http://www.jr-morioka.com/pdf/press/pdf_1311311632_1.pdf

種市~久慈間は運転再開のめどがなかなか立っていなかったのですが、沿線集落の移転が行われないことから従来のルートで運転再開できることになり、2012年度初頭の営業運転再開を目指すことになりました。

これにより、三陸鉄道を含む他の三陸海岸部の路線の復旧にも影響を与えるのではないかと思われます。

先日十和田観光電鉄を訪問した際に八戸駅で八戸線リゾート列車「リゾートうみねこ」の姿を見かけました。現在は八戸線内を普通列車として運転していますが、久慈までつながることで本来の「八戸線リゾート列車」としての運転が始まることでしょう。

房総113系が8/31までで定期運用終了へ

房総方面で最後の活躍をしている113系ですが、8/31に定期運用を終了することが発表されました。
http://www.jrchiba.jp/news/pdf/201107113kei.pdf
http://www.kqtrain.net/a-blog/index.php?ID=3030
http://blog.livedoor.jp/hanwa0724/archives/51953988.html
蘇我駅に停車する113系
これに伴い、7/27~8/31にかけて4+4の8両編成1本にヘッドマークを掲出する予定です。113系はこの4両編成2本が最後まで残ると予想されます。一方対象編成以外はヘッドマークなしで運転されるので、こちらも同時に記録する人が多くなると思われます。

房総の113系が姿を消すことで、JR東日本の113系がいよいよ消滅となります。JR東海では既に運用を終了し、JR西日本ではまだ活躍するものの塗装変更が進められています。ですので、国鉄オリジナル色の113系ももうすぐ見られなくなりますね。

山手線のホームドアが本格設置へ

既に恵比寿・目黒の両駅に設置されている山手線ホームドアですが、いよいよ本格設置へ向けてのスケジュールが発表されました。
http://www.jreast.co.jp/press/2011/20110704.pdf

2012年度には大崎・池袋に、2013年度には大塚・巣鴨・駒込・新大久保・目白・高田馬場・田町の各駅に設置されます。その後も順次整備され、2017年度末には新橋・渋谷・新宿・東京を除く各駅に整備される予定です。2014年以降の整備駅については建設計画がまとまり次第発表とのことです。

今後設置されるホームドアについては、恵比寿・目黒に整備されているものに加え先頭車用のドアを一部透明化したり建設方法を改良したりといくつかの改良が施される予定です。

ホームドアの整備については案外ローペースとなりますし、後回しになる4駅はいずれも乗客が多い主要駅というのが気になりますが、転落事故防止に貢献することは確かでしょう。

近鉄の新型特急

以前より概要が出ていた近鉄の伊勢志摩方面への新型特急の詳細が発表されました。
http://www.kintetsu.jp/news/files/20110701tokkyu.pdf
http://www.kqtrain.net/a-blog/index.php?ID=2989

この車両は6両編成となり、ガラスを大きくして展望性を高めています。先頭の1・6号車は展望車としてハイデッカー構造を採用しているほか、前面眺望も楽しめるものになっています。3号車はカフェテリア車両となっており、ビスタカー以来となる2階建て構造を採用、2階がカフェテリアスペース、1階がグループ専用席となっています。4号車はグループ用車両として6人用サロン席、4人用和風個室と洋風個室が用意されます。2・5号車は通常の客室となりますが、2+1列配置となっています。

ハイデッカー構造の車両・個室構造の新型車両の登場は全鉄道を通しても久々になり、かなり意欲的な車両であることが伺えます。車内サービスについても専属アテンダントの常務、液晶ディスプレイを用いた沿線案内情報・走行中の前方画像やBSデジタル放送の提供などが行われる予定になっています。

2+1列シート中心になるなど全車従来のデラックスシートに相当する設備を有することになることから、一般特急料金に加え新型観光特急料金を徴収することになります。6両2編成が用意され、1本は大阪~伊勢志摩間、1本は名古屋~伊勢志摩間に投入されることになります。従来の近鉄特急とは一段高いグレードの車両になりますが、営業運転開始時にはかなりの人気を集めることでしょう。