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阪急「京とれいん」

阪急に梅田~京都を結ぶ「京とれいん」が運転されるそうです。
http://holdings.hankyu-hanshin.co.jp/ir/data/ER201102212N1.pdf
http://www.kqtrain.net/a-blog/index.php?ID=2819
http://www.tetsudo.com/news/650/

この「京とれいん」は6300系を改造した車両になり、車体には京扇をデザインした装飾が施されます。1・2・5・6号車は京唐紙をモチーフにした車両で車内は従来通りの転換クロスなのですが、座席が1・2号車は「蘭の華散らし」をイメージした赤色、5・6号車は「麻の葉」をイメージした緑色になります。また3・4号車は京町屋をイメージした車両になり、車内は格子状の仕切りが設けられ半個室のボックスシートが設置されます。

また、外国人旅行者への対応として、日・英・韓・中の4ヶ国語による案内放送やガイドマップの配布が行われます。

この列車は3/19に登場し、5/8までの土休日は梅田~嵐山の快速特急として運転されます。
梅田9:51→嵐山10:42
嵐山16:38→梅田17:27

また、阪急京都線では5/14に土休日のダイヤ改正が行われます。
http://holdings.hankyu-hanshin.co.jp/ir/data/ER201102213N1.pdf
その後は梅田~河原町の快速特急として4往復が運転されます。

また、「京とれいん」ではないのですが、天下茶屋~河原町を運転する準急や行楽シーズンに運転される天下茶屋~嵐山の直通特急が運転され、堺筋線沿線などから京都・嵐山方面への利便性も向上されます。でも準急では高槻市から各駅にとまるのであまり意味がないような気もしますので、快速にしてほしかったのですが。

平日は貸切列車として運転されます。この際ですから「京とれいん」を使った通勤ライナーを設定してもよかったような気もしますが…。

この「京とれいん」は今後阪急の看板列車として活躍していくことでしょう。京都・大阪を訪れた際には是非乗りに行かれてはいかがでしょうか。

近鉄さくらライナーリニューアル編成運転開始は4/2

近鉄南大阪線・吉野線特急で活躍する26000系「さくらライナー」は以前からリニューアル工事が進められていましたが、この度運転開始日が4/2と発表されました。
http://rail.hobidas.com/news/info/article/125972.html
http://www.kintetsu.jp/news/files/110215sakura.pdf
http://www.kqtrain.net/a-blog/index.php?ID=2809

外観は従来のグリーン基調から「さくら」をイメージさせるピンク基調となっています。新たに3列シートのデラックスシートが導入されるほか、全席禁煙となり喫煙室が設けられることになります。

現在26000系は4両編成2本が存在しますが、うち1編成が4/2に営業運転を開始し、もう1編成は秋にリニューアルを完了し運用開始する予定です。2編成ともリニューアルが完了した際に16000系のデッキなし編成が廃車になると考えられます。

可部線廃止区間復活へ

2003年に可部~三段峡間を走っていた可部線なのですが、可部~河戸間を復活するという話が動いています。
http://www.47news.jp/CN/201102/CN2011020301000539.html

可部線は元々横川~三段峡を走っていた路線ですが、2003年に広島近郊区間を走る横川~可部間を残し、後の区間が廃止になっています。

実際に私も廃線前に乗ってみたのですが、可部から先は山の中に入るので、乗客が少なくなってしまうのはやむを得ないのかなとは思っていました。とはいえ広島に近いので、工夫のしようはあるのかなとは考えていました。

地図で見てみると可部から先にもある程度住宅地があり、そちらまでであれば延伸しても需要が見込めるということなのでしょう。延伸区間は旧河戸駅付近までの2.0kmであり、新たに可部~河戸間にも新駅を設置するということで新たな需要も見込めそうです。

JRの廃線の復活はこれが初となります。廃線跡の土地があればいいので用地買収費用はかかりません。これが実現すれば全国の廃線のうち乗客の多い区間の復活の動きが出てくることでしょう。

長野電鉄屋代線廃止へ

長野電鉄屋代線の存続協議会が開かれ、廃止・バス転換の結論が発表されました。
http://sbc21.co.jp/news/index.cgi?page=seventop&date=20110202&id=0168808&action=details
http://www.kqtrain.net/a-blog/index.php?ID=2790

かつては上野からの直通列車も走っていたこの路線、須坂・信州中野方面へは長野経由の方が利便性が高かったですからね…。沿線から長野に行くのに須坂を経由しなければならなかったというのも大きいでしょう。

その一方で東屋代に新幹線駅ができていれば…。というのも思ったりします。そうすれば東京~松代付近の利便性は確実に向上していましたし、信州中野・湯田中方面へも地下駅である長野よりも乗り換え距離を短くできた可能性はあります。
千曲市に新幹線駅を設置する運動もありますし、廃止になった後でも新幹線駅を設置してパークアンドライドで松代方面から利用しやすくしたり、バスを新幹線駅に寄り道させたりすればかえって周辺地域の利便性が上がるかもしれませんね。

ともあれ、長野電鉄の発祥区間でもある屋代線、長い間お疲れさまでした…。

九州豪華寝台特急の概要

以前から噂されていた九州豪華寝台特急の概要が発表されました。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110131-OYT1T00216.htm

6~7両編成の新型車両を1編成造り、寝室は1両当たり3~5部屋、定員は30~40名になる見通しとのことです。カシオペアの「スイート」レベルの部屋のみで構成されるということなのでしょうか?

費用は2泊3日の場合15~20万円とのことで、相当な高額料金を設定しています。ツアー限定列車ということなのでしょうか。

ツアーは博多駅発着で各観光地を回るコースになり、観光地のホテルでも宿泊するとのことです。季節によってコースは変えるそうです。

まずは車両を見てみないと具体的なところはわからないですね。高額な料金に見合ったものを期待したいものです。