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京成平成21年度鉄道事業整備投資計画

平成21年度の京成の鉄道事業整備投資計画が発表されました。
http://www.hobidas.com/news/article/101753.html
http://www.keisei.co.jp/keisei/kouhou/news/21-019.pdf

 2010年開業予定の成田新高速鉄道開業に対応した車両として、先日新型スカイライナーが発表されましたが、主要駅停車型特急用の車両も製造されます。3000形の増備になるのか新形式車になるのかは不明ですが、都営浅草線~京急への直通を考慮するものになりそうです。北総でも同様の車両が造られることが予想されます。
 また、成田新高速鉄道に対応するための日暮里駅の改良工事も引き続き行われます。事業完了は今年度中を予定しています。

 連続立体交差化は押上線の押上~八広間、四ツ木~青砥間で行われます。前者は高架橋設置の段階、後者は用地買収の段階となりますが、完成後は踏切解消の他、増発やスピードアップも期待したいところです。

 京成高砂駅では金町線の分離・高架化が進められます。これは「現行の運行本数を維持しつつ、成田新高速鉄道の運行本数を確保する」ためのものとなります。完成後は金町線は原則京成高砂~金町の折り返し運転となりますが、ホームドア設置やワンマン運転も期待したいところです。

 ATSの機能向上も行われます。京成は平日ラッシュ時の本数が他線に比べて少ない印象があるので、ATS更新後は増発を期待したいところです。

 それ以外にも、地震対策や車両・駅構内・踏切の安全策強化、軌道の整備、クーラーのフロン使用のものから代替フロンへの取り換えが行われる予定となっております。