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【撮影記録】2005/02/28 さくら・あさかぜ引退

今回は九州新幹線に「さくら」の愛称が名付けられたこともあり、「さくら」「あさかぜ」引退当時を振り返ろうと思います。

当時は「さくら」「あさかぜ」そのものには乗車しておらず、撮影のみとなりました。

あさかぜ

さくら
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山陽~九州直通新幹線列車は「さくら」

 山陽~九州直通新幹線の列車名が「さくら」と発表されました。
http://www.jrkyushu.co.jp/shinkansen-name/index_pc.html

山陽~九州直通新幹線「さくら」

 この「さくら」という名称は戦前の1929年、東京~下関を走る3等特急に付けられた名称となります。日本最初の列車愛称として1・2等特急である「富士」とともに活躍し、関門トンネルが開業する1942年まで運転されました。現在九州新幹線の愛称として使われている「つばめ」は東京~神戸間を走る列車で、速度は「富士」「さくら」より速かったものの運転距離と列車の歴史は「さくら」が上回っていました。関門トンネル開業時に急行に格下げされ鹿児島まで延長、愛称は消滅するものの「さくら」と鹿児島の縁はこの時に始まっています。

 戦後は「つばめ」「はと」を補完する臨時列車として、1951~58年に東京~大阪を走行しました。臨時列車ということもあり地味な存在でしたが、後の151系ビジネス特急「こだま」の元となり、また客車は東北特急のはしりとなった「はつかり」に転用されています。

 その後、1959年に「さちかぜ」→「平和」を改称する形で東京~長崎に寝台特急「さくら」が誕生、1965年には佐世保編成も登場します。その後、「はやぶさ」との併結を経て2005年まで運行されました。

 山陽~九州直通新幹線は一般公募で1位を獲得したことから「さくら」と命名されました。また「つばめ」の上位列車とするには日本最初の列車愛称が必要だったのでしょう。また、特設ページには「南から北上する桜前線とともに始動します。」とあることから、桜前線の北上にもなぞらえたと言えそうです。この視点は九州人ならではと言えるでしょう。

 新生「さくら」はN700系7000番台の8両編成が新大阪~鹿児島中央を走行することになります。常に「特急列車」として数多くのドラマを生んできた「さくら」、今度はどのようなドラマを見せるのでしょうか。

九州新幹線関連商品:
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【乗車記録】「あけぼの」:秋田→上野

私が最初に乗った寝台特急は上野~青森を羽越本線経由で結ぶ「あけぼの」でした。

乗車したのは秋田→上野で、「ゴロンとシート」を利用しての乗車となりました。
2003年の乗車で、当時は東北新幹線の盛岡~八戸が開業したばかりのころ。東北本線経由の「はくつる」が廃止された直後ということになります。

鉄道研究会の合宿の帰りで、ソロに乗車していた後輩から酒をもらった記憶があります。

秋田で乗車しようとしたら指定席特急券で乗車していた客が多く降りてきてびっくりしました。秋田~青森は昼間の特急列車が少ないので、こういった需要も少なくないのです。

ゴロンとシートはB寝台からリネンを撤去して指定席料金のみで横になれるサービス。乗車してみると車内が暗いなという印象がありました。ですが、横になってしまえば楽だなという感じがしました。

一方で、リネンの整備だけで5800円(B寝台料金と指定席料金の差額)もかかるのだろうか?という疑問にかられたのも事実です。リネンの整備は3日前までに購入した人のみとし、それ以降はゴロンとシートとして販売すれば、寝台料金を安く抑えられたのでは?という気がしてなりません。

それまで座席夜行や夜行高速バスばかり乗車していたこともあり、初めて「横になれるサービス」を受けてみて「楽に眠れるな」という印象を持ったのは確かです。

サンライズのノビノビ座席やはまなすのカーペット車など、同様のサービスを受けられる列車はいくつかあるのですが、さほど広まらなかったのは残念でなりません。

「あけぼの」は東北新幹線新青森開業までの運行という噂があります。その一方で新型車両投入の噂も最近発売された本で見かけ、びっくりした記憶もあります。どちらが真なのかは定かではありませんが。
3/14のダイヤ改正からは下りの上野駅出発時間が早まり、上野~長岡がEF64の牽引に変更になります。

秋田新幹線の盛岡~秋田間は在来線なので0:00~6:00でも列車を走らせようと思えば走らせられます。現に山形新幹線は5時台に新庄を出発する便があります。そうするとあけぼのと同等の時間に東京を出発し、秋田に到着する新幹線を設定できる可能性があります。

また、東北新幹線が新青森まで開業すればあけぼのの青森着より早い時間に新青森に到着する便が設定できます。現在でも上りはあけぼの(青森18:08発)より遅く青森を出発しても「白鳥32号」(青森18:46発)→「はやて32号」(東京23:08着)を使えばその日のうちに東京に到着できます。

ただ、庄内地方や秋田県北部から乗り換えなしで東京で行けるのは「あけぼの」だけという事情もあり、貴重な足として利用されているのも否定できません。このあたりをどうするのかはJR東日本の判断次第でしょう。

関連商品:
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ブルートレイン特集を開始します。

来る3/13に「富士・はやぶさ」が廃止になります。
それに伴い、こちらでブルートレイン特集をやってみようかなと思います。

こちらでは、ブルートレイン関連の本や今迄に乗車した列車について書いていこうかなと思っておりますので、お楽しみに。

なお、画面右の「amazonアソシエイト」の欄では、現在ブルートレイン関連の本を紹介しております。
また、鉄道SNS「中央駅 ~Central Terminal~」では、画面デザインを3/18までの期間限定でブルートレイン仕様にしております。
そちらも是非ご覧ください。

JR西日本が京都に鉄道博物館建設へ

JR西日本が2014~15年度の開設を目指し、京都に鉄道博物館を建設するそうです。
http://jp.reuters.com/article/kyodoNationalNews/idJP2009022301000616

 JR西日本は弁天町に交通科学博物館を所有していたのですが、それが手狭になったことから、新たに京都に鉄道博物館を建設することになりました。
 既にある梅小路蒸気機関車館に併設する形での開設となります。このため、梅小路が新鉄道博物館に吸収されるのか、もしくは梅小路と共通の入場券が発売されるのかのいずれかになると考えられます。

 JR西日本は古い車両を多く残していることもあり、車両展示に関しても充実を期待したいところです。現在「きたぐに」に使用されている583系や阪和線に残る103系トップナンバー車、「能登」で余生を過ごす489系ボンネット車、引退が見えてきたキハ181、博多総合車両所に残るWIN350やグランドひかり食堂車あたりは保存の有力候補と言えそうです。

 なお、現在の交通科学博物館は規模を縮小して残るとのことです。一部の展示は梅小路に移るものの、大阪市内ということもあり新鉄道博物館とは異なるコンセプトの博物館として機能することになるでしょう。

「はまかぜ」に新型車両投入へ

大阪~姫路~浜坂を走る特急列車「はまかぜ」に新型車両が投入されることになりました。これに伴い、ホームかさ上げなどの改良工事が進められることになります。
http://www.nnn.co.jp/news/090218/20090218033.html

 新型車両はカーブや傾斜の多いはまかぜ走行区間に適した車両を投入、餘部鉄橋架け替えが完了する2010年秋以降の運行を目指すとのことです。
 このことから、現在鳥取以西に投入されているキハ187系の改良版となる新形式車が投入されることが予想されます。現行のキハ187には存在しない中間車やグリーン車も投入され、現在キハ181が入っている団臨も置き換えるものとみられます。

 また、「はまかぜ」はキハ181を使用する最後の特急列車であることから、はまかぜへの新型車両投入はキハ181の定期運用からの引退も意味します。このため、新型車両投入前後はかなり話題になることでしょう。特に現餘部鉄橋が使命を終えることもあり、餘部鉄橋を絡めた形でキハ181「はまかぜ」を撮影する人が今後増えそうです。キハ181の国鉄色復活も期待したいところです。

鉄道.tv

鉄道.tvというWebサイトを紹介します。
http://www.tetsudo.tv/

当blog「Railway Land」の記事を「鉄道ブログ集」に掲載、さらに鉄道ニュース関連の記事を「最新鉄道関連ニュース」に掲載させていただいております。

それ以外にも、ブログパーツがあったり写真や動画を投稿できたり、三木鉄道の特集記事が組まれていたりと盛りだくさんなようです。
このblogの右側の「外部サイト」欄にブログパーツやバナーを張っております。

会員登録することで写真や動画を投稿できますので、外に公開したい鉄道写真なんかはそちらに投稿するのもいいでしょう。
運が良ければブログパーツ経由でいろいろな人に見てもらえますよ。私も今後使っていこうかなと思います。

秩父鉄道7000系運用開始は3/26

秩父鉄道7000系がいよいよ3/26に運用を開始いたします。
http://www.hobidas.com/news/article/97020.html
http://www.chichibu-railway.co.jp/topi/info/mt/2009/02/090218-2.html

この車両は田園都市線で走っている東急8500系を3両編成に改造したもので、8500系の譲渡は長野電鉄・インドネシアに次いで3例目となります。

長野電鉄やインドネシアと異なり、中間車から改造された車両も存在し、原型先頭車編成1本と中間車改造先頭車編成1本の計2本が運用に入る予定です。
1編成が3/26、もう1編成が3/30に運用開始するとのことですが、どちらの編成が3/26運用開始でどちらの編成が3/30運用開始なのかは不明です。

7000系営業運転開始とともに乗車記念証の配布や記念乗車券の販売も行う予定です。
また、例年5月にある広瀬川原で行われる秩父鉄道のイベントにも展示されると思われます。恐らく広瀬川原を発着する臨時列車にも運用されるでしょう。

さらに、これにより1000系に一部廃車が出ることが予想されます。今後も7000系の投入が進めば、1000系の引退も考えられるでしょう。そちらの方も撮影はお早めに。

佐久間レールパークが閉園へ

飯田線中部天竜にあるJR東海の鉄道展示施設である「佐久間レールパーク」が11/1に閉園となります。
http://jr-central.co.jp/news/release/nws000245.html
http://www.hobidas.com/news/article/96908.html

これに伴い、展示車両の車内見学や飯田線をめぐるスタンプラリー、また臨時快速「佐久間レールパーク号」が運転されます。

車内見学は月ごとに見学できる車両が変わります。
http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000004262.pdf

スタンプラリーは4~5月・6~8月・9~10月でスタンプ設置駅と商品が変わります。
http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000004263.pdf

佐久間レールパーク号は4両編成で指定席1両、自由席3両になりますが、どの車両を使用するかは不明です。
運転日は3/28・29、4/4・5・25・26・29、5/2~6になります。
時刻は
名古屋7:20→豊橋8:28→中部天竜10:34
中部天竜13:43→豊橋15:05
になります。
http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000004264.pdf

 JR東海の鉄道展示施設としては、2011年春に「JR東海博物館」が開設される予定です。佐久間レールパークに展示されている車両も一部がJR東海博物館に移設されますが、中には他の施設に行くものや解体される車両も発生する可能性があります。
 ですので閉園前に一回行った方がいいかもしれませんね。

なにわ筋線計画が始動

新大阪と南海汐見橋・JR難波を結ぶ「なにわ筋線」計画がいよいよ動き始めました。
http://www.asahi.com/national/update/0214/OSK200902140014.html

この「なにわ筋線」は関西空港発着の列車を大阪市中心部まで乗り換えなしで結ぶことを目的として計画されました。
また、京都から難波方面への直通ルート、関西本線・阪和線・南海線から大阪市中心部への直通ルートとしての役割も期待されています。

開業後は大阪駅と関西空港の間が現在の1時間から30分へ短縮される予定です。

国土交通省がJR西日本・南海・大阪府・大阪市のトップ会議を開き、基本合意を得る予定で、2010年度には調査費の計上を得る方針です。

その際、
・運営主体はどうするのか
・各線からの直通列車は何本設定するのか
・JR南海合流点折り返しの列車は設定するのか
・特急列車を直通させるのか。その場合、なにわ筋線内で通過運転を行うのか、行う場合どこで追い越しを行うのか
・現行の大阪環状線経由や難波折り返しの関西空港発着列車は何本残すのか
などの課題を解決する必要があるでしょう。

なお、今回の記事に関しては、鉄道SNS「中央駅 ~Central Terminal~」に詳細を記述しております。未登録の方も気軽に会員登録することができますので、ご興味がありましたら会員登録の上そちらもどうぞご覧ください。
http://skt-lab.com/railsns/?m=pc&a=page_fh_diary&target_c_diary_id=297

小田急3/14ダイヤ改正と箱根登山新塗装車

小田急において、以前から建設が進められていた和泉多摩川~向ヶ丘遊園の線路増設が3/8に完成します。これに伴い、3/14にダイヤ改正が行われます。
http://www.odakyu.jp/program/info/data.info/4295_2657106_.pdf
和泉多摩川~向ヶ丘遊園間は下り1線・上り2線の体制となり、上り線については急行線と各停線の分離が図られます。下り線は多摩川橋梁で急行線と各停線が合流する形となります。
ダイヤ改正については夕ラッシュ時の見直し、また各停の8連化などが行われる予定です。特急についてもVSEが本厚木に停車するようになるほか、MSEの時刻にも修正が入る予定です。

一方で、新松田~小田原~箱根湯本間にはこんな電車が走ります。
http://www.odakyu.jp/program/info/data.info/4294_6128086_.pdf
http://www.hobidas.com/news/article/96737.html
小田急1000形に赤を基調とした新塗装車が登場します。1000型のうち4両編成3本がこの塗装になる予定です。かなり強いインパクトをもった車両になりそうです。

また、同時に箱根登山鉄道標準軌区間(箱根湯本~強羅)にはスイスの「氷河特急」をモチーフにした塗装の車両が登場します。
http://www.hakone-tozan.co.jp/info/info-20090212glacier%20express.pdf
2000形「サンモリッツ号」のうち3編成がこの色になります。リンク先のPDFファイルに出てくるのはスイスの車両であり、2000形に実際に塗られたものではありませんが、どのような形で出てくるのか楽しみです。

相鉄で見かけた新塗装車と11000系

2/7に相鉄5000系さよならイベントに行ったのですが、その際に相鉄の新塗装車と11000系を撮影してきました。

まずは9000系。
相鉄9000系新塗装車

次いで8000系です。この車両は行先表示がフルカラーLED化されています。
相鉄8000系新塗装車

10000系。銀色の部分が多いせいか旧塗装から変わってもあまり違和感がないです。乗車した際もあまり旧塗装車は見かけず、新塗装化が最も進んでいるという印象でした。
10000系新塗装車

7000系も後期車は新塗装化されています。この車両が新塗装になって最も強いインパクトがあったかなという感じです。
7000系新塗装車

そして最新形式の11000形。この日はかしわ台の車庫に停車していました。
相鉄11000系

こうして見ると相鉄もバリエーションが豊富ですね。

大井町線溝の口開業は7/11

以前から田園都市線二子玉川~溝の口を複々線化し大井町線を溝の口まで直通させる工事が行われていたのですが、いよいよ7/11に開業すると発表されました。
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/kanagawa/090205/kng0902052024007-n1.htm
http://www.tokyu.co.jp/contents_index/guide/news/090205.html 
 
 これにより、大井町線(大井町~二子玉川)を走る列車がそのまま溝の口まで延長されることになります。大井町線は2008年3月から大井町~二子玉川間で急行運転が開始され、新橋・品川・六本木付近へ向かう田園都市線利用者が大井町線にシフトしだしています。溝の口までの複々線化により、特に溝の口駅で田園都市線に乗車する利用者のシフトが期待できそうです。

 大井町線電車は基本的に二子新地・高津は通過なのですが、日中のうち1時間当たり4本と早朝夜間に停車する列車が走る予定です。