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京阪10/19ダイヤ改正詳細発表

 京阪で中之島線開通に合わせ10/19に行われるダイヤ改正の詳細が発表されました。
http://www.hobidas.com/news/article/88638.html
http://www.keihan.co.jp/news/data_h20/2008-08-25.pdf

改正の具体的内容は上に詳しく書かれていますので、御覧ください。

 びっくりしたのは、京阪にも「快速特急」が運転されること。ただ、従来の「K特急」が名称変更するだけなのですが。また、「深夜急行」という目新しい種別の列車が運転されます。
 それ以外にも、「快速急行」「通勤快急」「通勤準急」が新設されます。準急と通勤準急の違いは守口市に停車するかの違いだけなので、今までの守口市通過の準急が「通勤準急」と名称変更されると考えればわかりやすいでしょう。つまり、特別停車を廃止して停車駅パターンごとに種別を整理したことになります。
 中之島線直通種別は「快速急行」「通勤快急」「区間急行」と「通勤準急」「普通」の一部が基本となります。それ以外は淀屋橋発着となります。平日の朝夕ラッシュ時には準急の中之島線直通や区間急行の淀屋橋発着も走りますし、昼間の普通は淀屋橋発着のみとなります。交野線直通列車は中之島線直通が原則となります。

 また、昼間はどの駅でも最低10分に1本は列車が来るようになります。特急も終日運転となります。これについては今まで枚方市や樟葉に2ドア転換クロス車である8000系を停車させてしまうと遅延が慢性化してしまうことからK特急としていたものが、新3000系の登場でラッシュ時に特急を増発しやすくなったと考えられ、車両も新3000系・9000系かロングシート車が主体となると考えられます。これに8000系による淀屋橋方面の快速特急が走ればというところですが…。また、深夜帯にも特急が走るようになり、利便性が大幅に高まります。

ひかりレールスターから九州新幹線直通列車へ

2011年の九州新幹線博多~新八代間開通に伴い、これまで山陽新幹線を走っていた「ひかりレールスター」が廃止になります。
http://sankei.jp.msn.com/life/lifestyle/080814/sty0808140136000-n1.htm

 「ひかりレールスター」は2000年3月に運転開始、普通車指定席における2+2の座席構成や4人用個室の設置といった独自策で注目を浴びた列車でした。最近は東海道新幹線との直通客が増えており、それに伴い「のぞみ」の利用率が高くなっているとのことです。
 九州新幹線開業後は「ひかりレールスター」のスジを活用し、N700系ベースの新型車両で新大阪~鹿児島中央の直通列車が走ることになると考えられます。停車駅も「のぞみ」の方が細かく停車して東海道直通客を増やし、九州新幹線直通列車が停車駅を絞った列車となりそうです。その際、山陽区間の「のぞみ料金」をどうするかは定かではありませんが…。

 ひかりレールスター用の700系は「こだま」用に転換され、100系こだまを置き換えることとなります。500系とともに8両編成での運転となることから、「こだま」の本数削減も考えられそうです。それを補うべく、6両編成の800系が小倉まで直通するとよさそうなのですが…。

 ひかりレールスターは姿を消しますが、特徴であった普通車指定席の2+2の座席配置は九州新幹線直通列車に引き継がれることになります。一方で4人用個室が姿を消し、代わりに半室グリーン車が設置される予定です。

関連ブログ:
「kqtrain.net:JR西日本、「ひかりレールスター」を九州新幹線全線開業に合わせて発展解消へ 」http://www.kqtrain.net/a-blog/index.php?ID=1584