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門司港レトロ観光列車

 門司港レトロ観光列車が来年開業することになり、それに伴い列車のデザインが発表され、さらに列車愛称の公募が行われています。
http://www.hobidas.com/news/article/88408.html
http://www.retro-mojiko.jp/retro-train/index.html

 この門司港レトロ観光列車は「特定目的鉄道」として開業する初の路線となり、貨物線を活用し門司港駅と和布刈公園を結ぶ路線になります。この「特定目的鉄道」は観光専用の路線などの利用目的が限定される路線について簡略化された手続きで鉄道事業を行えるようにしたものになります。2000年に新たに設けられた区分となっています。嵯峨野観光鉄道や上野動物園のモノレール、舞浜リゾートラインなど観光客輸送に特化した路線は今までもあったのですが、これまでは通常鉄道としての認可を受ける形となっていました。この路線の成功次第で他の地域にもこういった観光輸送に特化した路線がつくられる可能性は出てくるでしょう。

 門司港レトロ観光列車は3~11月の土・日・祝日と春休み・夏休みの計130日の運転が予定されています。「門司港」「レトロ中央」「文字ヶ関」「和布刈公園」の4駅が設けられる予定で、運営は平成筑豊鉄道が行うことになっています。関門海峡をトロッコ列車で望む路線になります。