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ひかりレールスターから九州新幹線直通列車へ

2011年の九州新幹線博多~新八代間開通に伴い、これまで山陽新幹線を走っていた「ひかりレールスター」が廃止になります。
http://sankei.jp.msn.com/life/lifestyle/080814/sty0808140136000-n1.htm

 「ひかりレールスター」は2000年3月に運転開始、普通車指定席における2+2の座席構成や4人用個室の設置といった独自策で注目を浴びた列車でした。最近は東海道新幹線との直通客が増えており、それに伴い「のぞみ」の利用率が高くなっているとのことです。
 九州新幹線開業後は「ひかりレールスター」のスジを活用し、N700系ベースの新型車両で新大阪~鹿児島中央の直通列車が走ることになると考えられます。停車駅も「のぞみ」の方が細かく停車して東海道直通客を増やし、九州新幹線直通列車が停車駅を絞った列車となりそうです。その際、山陽区間の「のぞみ料金」をどうするかは定かではありませんが…。

 ひかりレールスター用の700系は「こだま」用に転換され、100系こだまを置き換えることとなります。500系とともに8両編成での運転となることから、「こだま」の本数削減も考えられそうです。それを補うべく、6両編成の800系が小倉まで直通するとよさそうなのですが…。

 ひかりレールスターは姿を消しますが、特徴であった普通車指定席の2+2の座席配置は九州新幹線直通列車に引き継がれることになります。一方で4人用個室が姿を消し、代わりに半室グリーン車が設置される予定です。

関連ブログ:
「kqtrain.net:JR西日本、「ひかりレールスター」を九州新幹線全線開業に合わせて発展解消へ 」http://www.kqtrain.net/a-blog/index.php?ID=1584