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姫新線にキハ122・127導入

 姫新線に新形式車キハ122・127が投入されることが発表されました。
http://www.hobidas.com/news/article/88779.html
http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/1173812_799.html

 姫新線は姫路から岡山県の津山を経て新見へ達する路線です。大半の区間は中国山地を走るローカル線となっており、中国自動車道に押され乗客が少なくなっていますが、姫路~上月間は兵庫県内で姫路に直結していることからそれなりに利用されています。今回この姫路~上月間で速達化などの輸送改善工事が行われ、それに対応した車両としてキハ122・127が導入されることになりました。

 車両は223系に似た形状となっています。キハ122は両運転台、キハ127は片運転台となっており、きめ細かな運転が行われます。座席配置は1+2の転換クロスシートが設置されます。
 9月には試運転が始まり2009年春に運転を開始、2010に速達化に対応したダイヤで運転開始する予定になっています。

京阪10/19ダイヤ改正詳細発表

 京阪で中之島線開通に合わせ10/19に行われるダイヤ改正の詳細が発表されました。
http://www.hobidas.com/news/article/88638.html
http://www.keihan.co.jp/news/data_h20/2008-08-25.pdf

改正の具体的内容は上に詳しく書かれていますので、御覧ください。

 びっくりしたのは、京阪にも「快速特急」が運転されること。ただ、従来の「K特急」が名称変更するだけなのですが。また、「深夜急行」という目新しい種別の列車が運転されます。
 それ以外にも、「快速急行」「通勤快急」「通勤準急」が新設されます。準急と通勤準急の違いは守口市に停車するかの違いだけなので、今までの守口市通過の準急が「通勤準急」と名称変更されると考えればわかりやすいでしょう。つまり、特別停車を廃止して停車駅パターンごとに種別を整理したことになります。
 中之島線直通種別は「快速急行」「通勤快急」「区間急行」と「通勤準急」「普通」の一部が基本となります。それ以外は淀屋橋発着となります。平日の朝夕ラッシュ時には準急の中之島線直通や区間急行の淀屋橋発着も走りますし、昼間の普通は淀屋橋発着のみとなります。交野線直通列車は中之島線直通が原則となります。

 また、昼間はどの駅でも最低10分に1本は列車が来るようになります。特急も終日運転となります。これについては今まで枚方市や樟葉に2ドア転換クロス車である8000系を停車させてしまうと遅延が慢性化してしまうことからK特急としていたものが、新3000系の登場でラッシュ時に特急を増発しやすくなったと考えられ、車両も新3000系・9000系かロングシート車が主体となると考えられます。これに8000系による淀屋橋方面の快速特急が走ればというところですが…。また、深夜帯にも特急が走るようになり、利便性が大幅に高まります。

門司港レトロ観光列車

 門司港レトロ観光列車が来年開業することになり、それに伴い列車のデザインが発表され、さらに列車愛称の公募が行われています。
http://www.hobidas.com/news/article/88408.html
http://www.retro-mojiko.jp/retro-train/index.html

 この門司港レトロ観光列車は「特定目的鉄道」として開業する初の路線となり、貨物線を活用し門司港駅と和布刈公園を結ぶ路線になります。この「特定目的鉄道」は観光専用の路線などの利用目的が限定される路線について簡略化された手続きで鉄道事業を行えるようにしたものになります。2000年に新たに設けられた区分となっています。嵯峨野観光鉄道や上野動物園のモノレール、舞浜リゾートラインなど観光客輸送に特化した路線は今までもあったのですが、これまでは通常鉄道としての認可を受ける形となっていました。この路線の成功次第で他の地域にもこういった観光輸送に特化した路線がつくられる可能性は出てくるでしょう。

 門司港レトロ観光列車は3~11月の土・日・祝日と春休み・夏休みの計130日の運転が予定されています。「門司港」「レトロ中央」「文字ヶ関」「和布刈公園」の4駅が設けられる予定で、運営は平成筑豊鉄道が行うことになっています。関門海峡をトロッコ列車で望む路線になります。

ひかりレールスターから九州新幹線直通列車へ

2011年の九州新幹線博多~新八代間開通に伴い、これまで山陽新幹線を走っていた「ひかりレールスター」が廃止になります。
http://sankei.jp.msn.com/life/lifestyle/080814/sty0808140136000-n1.htm

 「ひかりレールスター」は2000年3月に運転開始、普通車指定席における2+2の座席構成や4人用個室の設置といった独自策で注目を浴びた列車でした。最近は東海道新幹線との直通客が増えており、それに伴い「のぞみ」の利用率が高くなっているとのことです。
 九州新幹線開業後は「ひかりレールスター」のスジを活用し、N700系ベースの新型車両で新大阪~鹿児島中央の直通列車が走ることになると考えられます。停車駅も「のぞみ」の方が細かく停車して東海道直通客を増やし、九州新幹線直通列車が停車駅を絞った列車となりそうです。その際、山陽区間の「のぞみ料金」をどうするかは定かではありませんが…。

 ひかりレールスター用の700系は「こだま」用に転換され、100系こだまを置き換えることとなります。500系とともに8両編成での運転となることから、「こだま」の本数削減も考えられそうです。それを補うべく、6両編成の800系が小倉まで直通するとよさそうなのですが…。

 ひかりレールスターは姿を消しますが、特徴であった普通車指定席の2+2の座席配置は九州新幹線直通列車に引き継がれることになります。一方で4人用個室が姿を消し、代わりに半室グリーン車が設置される予定です。

関連ブログ:
「kqtrain.net:JR西日本、「ひかりレールスター」を九州新幹線全線開業に合わせて発展解消へ 」http://www.kqtrain.net/a-blog/index.php?ID=1584

改良工事中の井の頭線吉祥寺駅

 現在、井の頭線吉祥寺駅は高架橋架け替え工事のため2線ある線路のうち1線しか使用できなくなっています。

「ニュースリリース:~平日夜間の増発と吉祥寺駅の高架橋改築工事にともなうダイヤ改定~」:http://www.keio.co.jp/news/update/news_release/nr080627v02/index.html

吉祥寺駅に停車する井の頭線電車と工事中で誰もいないホーム
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