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3月のダイヤ改正

 3月はいろいろなところでダイヤ改正に入る時期です。
 まず、JRグループで、3/15にダイヤ改正が行われます。このダイヤ改正は非常に大規模なものとなります。以下のことが目玉として挙げられています。

・おおさか東線開業
 放出~久宝寺間で建設されていた「おおさか東線」が開通します。これにより、関西本線沿線から京橋・北新地方面が便利になります。同時に関西本線とJR東西線が直通する「直通快速」が設定されます。
・夜行列車大幅削減
 夜行列車が大幅削減に入り、全面撤退に向けた体制が整います。今回削減対象となる列車の中には「銀河」や「北斗星」といった夜行列車の歴史上欠かせない列車であり、長年にわたって多くの人に支持され続けた列車も含まれています。
・東海道山陽新幹線強化
 東海道山陽新幹線のダイヤが改正され、航空機への対抗体制が強化されます。昨年7月に投入された「N700系」車両が1時間に1本投入されるほか、新横浜6:00発の「ひかり393号」、西明石6:00発の「のぞみ60号」が新たに設定されます。

 今日、JR時刻表3月号が発売になりました。これにより、ダイヤ改正後の詳しいダイヤがわかりやすくなっています。

 小田急も同日3/15にダイヤ改正を行います。千代田線を通して常磐線とつながっていたり、御殿場線と直通していたりとJRグループと関連の深いダイヤを組む必要があるため、JRと同日にダイヤ改正が行われます。
・小田急ロマンスカー「MSE」運転開始
 千代田線北千住と小田急線を直通する特急ロマンスカー「MSE」が運転開始となります。 地下鉄と私鉄を直通する有料特急は今回が初となります。これによりオフィス街の中心から郊外住宅地まで座って帰宅することが可能になり、他の路線にも大きな影響を与えることになるでしょう。
・「急行箱根湯本」廃止、新松田~箱根湯本間各駅停車増発
 小田急は今までは海老名や新松田といったところで10両編成の列車を分割し、そこから6両編成で箱根湯本へ向かっていたのですが、これが10両全車小田原まで行くようになり、新松田~箱根湯本は4両編成の各駅停車が折り返し運転を行うようになります。このため、特急通過各駅から箱根湯本へは小田原で乗り換えが必要になります。一方で10両固定の車両が千代田線直通以外にも投入できるようになり、輸送力の増強が図れます。

東京時刻表が小田急の改正ダイヤが4月号以降掲載なので、小田急の詳しいダイヤは不明です。

 さらに3/28には東急大井町線のダイヤも変更になります。
・大井町線急行運転開始
 大井町線の大井町~二子玉川に急行列車が運転開始となります。新型車両「6000系」が用意され、途中停車駅は旗の台・大岡山・自由が丘となります。将来的には溝の口まで延長運転され、田園都市線の混雑緩和が図られます。

 このブログでは当分3月ダイヤ改正関連の話題を詳しく伝えようと思います。それ以外も3月は話題がたくさんあるので、どんどん取り上げようかと思います。