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鉄道博物館で見かけた「NEトレイン」

11/5はTeppa倶楽部のカード更新のために鉄道博物館へ。すると、こんな車両が博物館横を走っているのを見かけました。
NEトレイン

この車両はJR東日本が非電化区間のCO2削減のための開発を行うための試験車両、「NEトレイン」です。まずハイブリッド車「キヤE991系」として製造され、成果が小海線で運行されている「キハE200」に反映されています。その後、燃料電池車「クモヤE995」に改造され、「架線なしで走行できる電車」の実現を目指し試験が進められてきました。

そして、今度はパンタグラフの設置を行い架線から充電を行う蓄電池車として改造を受け、「スマート電池くん」という愛称も付きました。
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20090128-945707/news/20091030-OYT1T00007.htm
http://www.jreast.co.jp/press/2009/20091005.pdf

今回は大宮総合車両センターと鉄道博物館の間を往復していたようで、何度もその走る姿を見ることができました。

鉄道博物館前を出発する「NEトレイン」

ちなみに、形式が「クモヤE911」になっているという情報もありましたが、今回見た限りでは「クモヤE995」のままでした。
NEトレイン側面


鉄道は自動車や航空機に比べCO2排出量が少ない乗り物と言われます。ですが、非電化区間ではトラックやバスと同じディーゼルエンジンを使って運行されており、電気を使う電車に比べCO2排出量が多くなってしまいます。このため、ハイブリッド・燃料電池・蓄電池といった様々な方式のエンジンがテストされています。

既にJR東日本では今後リゾート車両にハイブリッド車を導入することを発表していますし、JR北海道でもハイブリッド車の開発が進められています。また、車両が小さく運行距離が通常鉄道より短いLRTでは、架線の維持費用削減や架線をなくすことによる景観美化のために燃料電池車や蓄電池車の導入が積極的に行われることになるでしょう。

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