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札沼線電化へ

JR北海道札沼線の桑園~あいの里公園間が電化されるとのことです。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/164917.html

札沼線の札幌寄り区間は札幌都市圏の通勤・通学路線として利用客が増えており、客車改造で運転台のない車両も存在するキハ141系や3ドアロングシートのキハ201といった車両が運用されています。

電化することによってエネルギー効率の向上やさらなる輸送力増強が可能になります。札沼線の札幌寄り区間は非電化区間としては本数が多いことから、電化の効果が大きいと考えられたのでしょう。

桑園~札幌間の函館本線が交流50Hz20000Vで電化されていることから、札沼線もこの方式で電化されることが考えられます。電化後は函館本線・千歳線で運用されている731系のような車両が走ることになるでしょう。

電化は数年後をめどにするとのことです。また、今後はあいの里公園~北海道医療大学間の電化も考えられています。

一方で、北海道医療大学~新十津川の末端区間は乗客がかなり少なくなり、今回の電化によって非電化区間が飛び地となるので、この区間をどうするのかという問題があります。この区間はディーゼルカー1両でも足りており、浦臼~新十津川間は3往復しか走っていません。このため、北海道医療大学までの電化を機に廃線になる可能性も考えられます。札幌に近いという地の利を活用して何かに使えないかとは思いますが…。

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コメント

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匿名 日時 :

電化するだけじゃ「輸送力増強」という意味では無意味でしょう。複線区間の拡大や待避設備の設置等で本数を増やしたり優等列車を設定したり、また、最大両数を増やしたりしないと・・・。
単に電化すればよいというわけではないと考えます。

電化と末端区間の廃止を同列で考えるのも疑問です。電化を理由に廃止するのは合理的でないと思います。都市部だけ電化し、地方部分は非電化の路線もありますし。

sta311 日時 :

 とはいっても高頻度で走る路線は電化した方がエネルギー効率がよくなりますし、気動車より電車の方が加速性能がよいのは確かでしょう。
 そういった意味で、都市近郊区間を電化するということは非常に意義のあることだと思います。

 あと、こちらも北海道医療大学より先は廃線にしてほしくないと考えていますよ。ただ、途中で別の線と連絡していなかったり運転本数が少ない区間のために気動車を用意しなければならず非効率なのも確かでしょう。それでも何らかの形で残してもらいたいものです。

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