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都営バス終夜運行終了

昨年12月より実証実験として運行されてきた都営バスの渋谷駅~六本木間運行の終夜バスですが、10/31をもって運行を終了するとのことです。
http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/newsevent/news/bus/2014/bus_p_201409294743_h.html
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140929-00000558-san-soci

この路線は猪瀬前都知事が都市の24時間化を狙って12月に運行を開始。猪瀬氏の都知事辞任によりその後がどうなるかが注目されていました。後任の舛添氏はこの取り組みを失敗と評価していたこともあり、終了の可能性が高くなったかなとは思っていたのですが、10月に終了することになりました。

利用者数は1日に付き平均75人となっていました。1便に付き9人も乗らないのであればタクシーで問題ないということなのでしょう。

一方で渋谷駅~六本木駅という限られた区間のみで運行していたのでは効果がないという評価も散見されていました。それから先の郊外部へは終電後も深夜急行バスなどが走っていますが、それも1時台までの運行になっています。それから先となるとなかなか難しいものがあるのかもしれません。

その一方で羽田空港の深夜便の利用を増やすべく10/26から羽田空港と都内各地及び横浜を結ぶ路線バスを運行開始します。
http://www.iza.ne.jp/kiji/life/news/140919/lif14091918450022-n1.html
こちらも来年3月までの試験運行です。ですがやはり目的地に着いた後にどうするのかという問題があるでしょう。

どっち道身動きが取れないのであれば羽田到着後モノレールや京急の一番列車が到着するまで機内で仮眠できるようにした方が喜ばれる可能性もあるかもしれません。

こちらもどうなるか見守ってみたいものです。