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【乗車記録】「あけぼの」:秋田→上野

私が最初に乗った寝台特急は上野~青森を羽越本線経由で結ぶ「あけぼの」でした。

乗車したのは秋田→上野で、「ゴロンとシート」を利用しての乗車となりました。
2003年の乗車で、当時は東北新幹線の盛岡~八戸が開業したばかりのころ。東北本線経由の「はくつる」が廃止された直後ということになります。

鉄道研究会の合宿の帰りで、ソロに乗車していた後輩から酒をもらった記憶があります。

秋田で乗車しようとしたら指定席特急券で乗車していた客が多く降りてきてびっくりしました。秋田~青森は昼間の特急列車が少ないので、こういった需要も少なくないのです。

ゴロンとシートはB寝台からリネンを撤去して指定席料金のみで横になれるサービス。乗車してみると車内が暗いなという印象がありました。ですが、横になってしまえば楽だなという感じがしました。

一方で、リネンの整備だけで5800円(B寝台料金と指定席料金の差額)もかかるのだろうか?という疑問にかられたのも事実です。リネンの整備は3日前までに購入した人のみとし、それ以降はゴロンとシートとして販売すれば、寝台料金を安く抑えられたのでは?という気がしてなりません。

それまで座席夜行や夜行高速バスばかり乗車していたこともあり、初めて「横になれるサービス」を受けてみて「楽に眠れるな」という印象を持ったのは確かです。

サンライズのノビノビ座席やはまなすのカーペット車など、同様のサービスを受けられる列車はいくつかあるのですが、さほど広まらなかったのは残念でなりません。

「あけぼの」は東北新幹線新青森開業までの運行という噂があります。その一方で新型車両投入の噂も最近発売された本で見かけ、びっくりした記憶もあります。どちらが真なのかは定かではありませんが。
3/14のダイヤ改正からは下りの上野駅出発時間が早まり、上野~長岡がEF64の牽引に変更になります。

秋田新幹線の盛岡~秋田間は在来線なので0:00~6:00でも列車を走らせようと思えば走らせられます。現に山形新幹線は5時台に新庄を出発する便があります。そうするとあけぼのと同等の時間に東京を出発し、秋田に到着する新幹線を設定できる可能性があります。

また、東北新幹線が新青森まで開業すればあけぼのの青森着より早い時間に新青森に到着する便が設定できます。現在でも上りはあけぼの(青森18:08発)より遅く青森を出発しても「白鳥32号」(青森18:46発)→「はやて32号」(東京23:08着)を使えばその日のうちに東京に到着できます。

ただ、庄内地方や秋田県北部から乗り換えなしで東京で行けるのは「あけぼの」だけという事情もあり、貴重な足として利用されているのも否定できません。このあたりをどうするのかはJR東日本の判断次第でしょう。

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