Railway Land

　まず前日のうちに練馬高野台へ移動、そして近辺にあったネットカフェで宿泊しました。西武鉄道の記念入場券と一日乗車券を購入するためです。ネットカフェではテレビ番組で副都心線が取り上げられたものを見たこともあり、なかなか眠れませんでした。

　そうこうしているうちに駅の営業開始時間が近づいたので練馬高野台駅へ移動。そこで西武～副都心線直通記念入場券を購入しました。その後、練馬へ移動して西武ダイヤ改正記念一日乗車券を購入しました。これらの記念切符類は早朝のうちに売り切れてしまったようで、地元の人以外は前日に沿線で宿泊しないと手に入らないものとなりました。

　そして池袋へ。ここで一旦TJライナーの着席整理券を購入し、副都心線の駅へ。いよいよここから副都心線乗車が始まります。渋谷方面行として入ってきたのは8両編成の7000系でした。

8両編成で走る副都心線仕様7000系

　新宿三丁目駅では副都心線開業記念一日乗車券を購入するために並びます。本来は8:00に販売開始する予定だったのですが、大幅に前倒しての販売となりました。これも相当数が並んでいたようで、私が購入した時には行列を打ち切っていました。

　その後、副都心線で渋谷へ向かいます。

副都心線路線図

副都心線駅名表示

　渋谷駅へは西武6000系の各駅停車で向かいます。こちらは10両編成です。終点渋谷駅は東急東横線との直通を見越して東急管理の駅となっています。

副都心線渋谷駅駅名表示。東急の駅にあるものと同一仕様となっている。

副都心線渋谷駅路線図。メトロ仕様の路線図とは異なることが分かる。

　　渋谷からは急行で和光市駅へ向かいます。車両は東武9000系です。

東武車による副都心線急行

　余談ですが、今回メトロ車や西武車の各駅停車は見かけたのですが、東武の車両はなぜか急行でしか見かけませんでした。運用の都合でしょうが…。

　急行の途中停車駅は新宿三丁目・池袋・小竹向原となります。西武へ入る系統は原則西武線内快速となり、東武へ入る系統は原則東武線内各駅停車となります。平日の朝夕ラッシュ時には小竹向原～和光市間各駅停車となる通勤急行が走ります。
　急行は駅間を通過しますが、新宿三丁目に停車する際になぜかドアが開かないというトラブルが。開業直後はトラブルで遅延が常態化し、開業日後も遅延せずに走った試しがありません。開業後最初の平日となった6/16には各駅停車が東新宿の通過線に入ったり、渋谷～池袋の折り返し運転になったりといったトラブルも発生しています。
http://www.j-cast.com/2008/06/17021959.html

　それでも何とか和光市駅に到着しました。和光市駅からは有楽町線準急に乗車します。写真は護国寺で撮影した西武車両の準急ですが、私が乗車したのはメトロ7000系の準急でした。そちらで表示がうまく撮れなかったので、上げる写真はこちらにしています。

有楽町線準急

　この準急は和光市～池袋間で小竹向原のみに停車します。小竹向原では副都心線急行と接続するのが原則となっています。護国寺でいったん折り返して東池袋へ。ここで都電に乗車します。

　都電では、副都心線「雑司が谷」駅への乗り換え駅が「鬼子母神前」駅になることから、都電の「雑司ヶ谷」駅を「都電雑司ヶ谷」駅に変更しています。


　鬼子母神前駅で下車し、副都心線の雑司が谷駅へ。ここから副都心線に再び乗車です。雑司が谷駅は急行が通過しますので、地下鉄ホームを列車が通過する光景が見られます。
　東新宿駅では急行が通過追い越しできる構造になっています。

東新宿駅通過線。壁になっているが非常用ドアらしきものも見える。

東新宿駅を急行が通過中。完全な遮断構造ではないために急行が通過するときは上が見えるようになっている。

　そして渋谷駅へ戻ります。ここからは西武球場前への直通列車に乗車します。

西武球場前行直通列車。7000系8両編成が使用された。

　この列車は副都心線と西武ドームを乗り換えなしで結ぶ列車として、西武ドームで試合が行われるときに運転されます。

後編へ続く